・ ページ2
翔太side
亮平｢ままぁー！！｣
翔太｢亮平、お帰り｣
保育園にお迎えに行くとまず絶対最初に来るのが亮平
でもよく走って下駄箱まで来るから途中で転けて涙目になるってところまでがワンセット
翔太｢亮平、走るからだよ｣
亮平｢いけるとおもったもんっ｣
こういう所、マジで涼太そっくり
自分で起きて来れたり、箸もしっかり使えるし、字も書けるようになってきて、しっかりしてるように見えてちょっと抜けてるんだよ
大介｢かあちゃーん！！｣
翔太｢ぅわ、危ないだろ！｣
大介｢かえろ！！｣
そんなくだりがあってから勢いよく走って来るのが大介
大介こそ手前で止まってほしいんだけど、止まらないで俺のギリギリの目の前で止まるからマジで頭突きされるんじゃないかって思うくらい
大介｢りょうへい、きょうはなにした？｣
亮平｢れんとじゅりとほくととあそんだ｣
大介｢そっかぁ！おれもこうじとたいがとあそんだ！｣
車の中では大体この会話しか聞かない
何して遊んだまでは言わなくて誰と遊んだしか言わないし、普段から俺たちが会ってるやつらの子供だから仲良いの知ってるし、毎日同じこと言ってんのによく飽きないなって思う
大介はめっちゃ喋るけど、亮平に刺さらないと盛り上がらないからめっちゃ様子探りながら話してる
もう完全に亮平のペースだよね
亮平｢ぱぱかえってきたぁ？｣
翔太｢まだじゃない？｣
大介｢それまでおやつー！｣
翔太｢いや、保育園で食べたんじゃないの？｣
家に帰ったら涼太がご飯を作ってくれるからそれまで遊んで待っておく
2人でずっと楽しそうに笑ってるから俺はその間に洗濯物を畳んでおく
涼太｢ただいまー｣
亮平｢ぱぱぁ！｣
大介｢おかえりー！！｣
涼太が帰ってくると必ず玄関までお出迎えしに行く2人
これがいつまで続くか分からないから大事にしたいってこの前言ってた
｢｢｢｢いただきます｣｣｣｣
ご飯が出来たらみんなで食べてお風呂は大介と亮平で入ってくれるから俺は風呂場の外でただ見てるだけ
涼太｢今日もお疲れ様｣
翔太｢それは涼太もじゃん｣
涼太｢俺より子育ての方が大変でしょ？｣
翔太｢いや、亮平がいい子だから助かってるよ｣
涼太｢たまに甘えん坊になるけどね｣
翔太｢そうなんだよ笑｣
涼太｢翔太に似てる｣
翔太｢いや、涼太に似てるから｣
2人が寝てからはいつもこんな感じ
お互いを褒め合うって言う笑
だから俺は幸せだよ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1228人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「家族」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
タピオカハリネズミ(プロフ) - リントさん» 本当ですか！？この構成めっちゃ悩んだんですけど、いいですよね！ (2022年2月12日 0時) (
レス) id: d75deb56f9 (このIDを非表示/違反報告)
リント - ちょっ、解釈一致すぎてヤバいですシチュが一致することはあるけど家族構成までまるまる一緒なのは供給過多でヤバい… (2022年2月11日 15時) (レス) @page8 id: 24beb2c446 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：タピオカハリネズミ
| 作成日時：2022年2月8日 14時
