話したいこと ページ10
俺は仕事を定時で終え、近くのカフェに入る。
空いている席に座り、コーヒーを注文した。
スマホを取り出し、彼女からのメールを見る。
A話したいことがあるの
今日の午後、それだけが送られてきた。
彼女は残業をしているようで、俺はこの場所にいることを送った。
彼女は、何を話すのだろう。
時間はゆっくりと過ぎていく。
俺の目線の先に座っているいかにもキャリアウーマンな女性は、コーヒーを片手にパソコンとにらめっこをしている。
となりのテーブルには、男女が向かい合って座っていて、どうやら恋人同士のようだ。
男が"次のデートはどこ行く？"と聞くと、恋人の女性は"そうだな〜どこにしようかな〜"と嬉しそうに考えていた。
どうぞ末永くお幸せに、だなんて心の中で呟きながら、コーヒーを飲み干す。
もうだいぶ待った。
この店に着いてから1時間半が経っていた。
俺はコーヒーのおかわりとテキトーな料理を注文した。
それからすぐに、店のドアが開いた。
Aだ。
彼女はキョロキョロと店内を見回し、俺を見つけると駆け寄った。
『ごめんね、急いで来たんだけど、遅くなっちゃった；』
和也「いいよ。残業だったんでしょ？」
『うん、なかなか終わらなくて；』
向かいの椅子に座った彼女はこの時期に汗をかいている。
余程急いで来たのだろう。
コーヒーが運ばれてきたついでに、彼女が飲み物を頼んだ。
和也「後で料理も来るから」
『うん』
和也「…それで、話したいことって？」
『…あの写真に写っているのが誰なのか』
俺は体が徐々に緊張で強ばっていくのを感じた。
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檸檬 - お気持ちの回復本当に良かったですT^T 小説の続きを書いていただき本当に嬉しい限りです！ これからも頑張ってくださいね！ずっと応援し続けています♪ (2019年11月30日 20時) (
レス) id: 93e7b62bd4 (このIDを非表示/違反報告)
ayane(プロフ) - 檸檬さん» ありがとうございます(；；)本調子とはいきませんが回復しました！ (2019年11月27日 16時) (レス) id: 39d061f7d7 (このIDを非表示/違反報告)
檸檬 - 複雑な気持ちの中、わざわざお返事ありがとうございます。私は、いつまでも待ち続けていますので、気持ちが落ち着くまで、ゆっくり休んでくださいね。 こちらこそ、これからも仲良くしてくださいね。 お気持ちの回復、願っております…。 (2019年11月17日 19時) (レス) id: 93e7b62bd4 (このIDを非表示/違反報告)
ayane(プロフ) - sakuninoさん» ありがとうございます。なるべく早く戻ってきますね。 (2019年11月17日 10時) (レス) id: 39d061f7d7 (このIDを非表示/違反報告)
ayane(プロフ) - のりこさん» ありがとうございます。のりこさんのお言葉、とても嬉しいです。前向きに書けるようになったときはまたよろしくお願い致します。 (2019年11月17日 10時) (レス) id: 39d061f7d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ayane
| 作成日時：2019年10月19日 9時
