謹慎 ページ9
会議室を出ると、櫻井さんが大きなため息をついた。
翔「はぁぁぁぁ、危ねぇぇ〜!;」
『ありがとうございました。重い処分にならなくて良かったです』
翔「いや、まじで良かったよ。謹慎中は大学の勉強に集中できるし、悪くないと思えば(笑)」
彼にポンポン、と背中を叩かれる。
『はい、そうですね(笑)』
涼介「Aちゃん」
山田さんが私に声をかける。
涼介「良かったね。一ヶ月の謹慎で済むなんてありえないよ(笑)」
『感謝します。では私は─────────』
涼介「え?どこ行くの?」
『屋敷に帰ります』
涼介「何言ってるの?帰らせないよ?」
『…は?』
翔「山田くん、君は何を…」
涼介「Aちゃんには今から僕の家に来てもらうよ。一ヶ月、そこで謹慎してもらう」
『…もしかしてあなたはそのために私を庇って…!』
涼介「やだなぁ、何か勘違いしてない?元々裏会はあなたをあの屋敷で謹慎させるつもりではなかったんだよ?(笑)」
翔「待ってくれ、彼女にもどこで謹慎するかは選ぶ権利がある」
涼介「でも上が俺の家でっていうんで。それとも、櫻井さんは上の判断に文句がおありなんですか?」
翔「なっ…」
山田さんは櫻井さんに詰め寄る。
涼介「…あなたも、立場を危うくしたくはないでしょう?」
翔「…っ」
『わかりました。山田さんの屋敷でお世話になります』
翔「Aちゃん!」
『元々、私が引き起こしたことですから。これ以上櫻井さんにご迷惑をかけるわけにはいきません』
翔「…気をつけて」
『はい』
涼介「さあ、行こうか(笑)」
387人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ayane(プロフ) - まっきぃさん» 初めてのコメントありがとうございます!最後まで読んでいただいて感謝です(;;)次回作もよろしくお願いします! (2019年8月21日 20時) (レス) id: 39d061f7d7 (このIDを非表示/違反報告)
まっきぃ(プロフ) - 完結おめでとうございます!コメントは初めてかな。妖狐の二宮さんにどハマりしてしまい、ずっと読んでました(^O^)結末は悲しかったけど、主人公がずっと笑顔で入れて良かったと思ってます。次回作も読みますね!! (2019年8月21日 20時) (レス) id: cc514bee80 (このIDを非表示/違反報告)
ayane(プロフ) - 香織さん» 頑張ります! (2019年8月14日 20時) (レス) id: 39d061f7d7 (このIDを非表示/違反報告)
香織 - 更新頑張ってください (2019年8月14日 8時) (レス) id: 482ce168b0 (このIDを非表示/違反報告)
香織 - ↓出血多量も含まれます (2019年8月13日 21時) (レス) id: 482ce168b0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ayane | 作成日時:2019年8月9日 20時