切迫 ページ42
涼介「頼む、慧を救っ…」
ドサッ…
山田さんが倒れた。
侑李「力の使いすぎだね。この2人は僕に任せてください」
『わかりました。私たちはあの餓者髑髏を倒します』
潤「それにしても、あんなデカイのどうやって倒すんだよ」
『結界で囲むしかありません』
智「…無理だ」
雅紀「師匠…?」
智「餓者髑髏はいくら殺しても生き返るんだ」
潤「何をしても殺せないってことか…」
智「そう。だから君たちの先祖は"滅する"のではなく、"封印"したんだ」
『じゃあどうすれば──────────』
和也「あー、これは派手にやりましたね(笑)」
和也さんが、校舎の屋上に立っていた。
『和也さん!?』
和也「何も言わずに出てってすみません。ちょっと行きたい場所があったんです(笑)」
『…助けてください。餓者髑髏が復活して…』
彼はふわりと地上に降りる。
和也「大野さんの言う通り、餓者髑髏は結界術じゃどうにもできません」
雅紀「もう一度封印をすれば、この事態はおさまるの…?」
和也「まあとりあえずは。餓者髑髏を別の時空間に移せばね」
潤「そんなことできるのか」
和也「やってみる」
ブゥン
彼が空間に手をかざすと、低い音とともに空間に穴が空いた。
和也「この中に餓者髑髏を入れる。そして封印をする」
『…私も行きます』
潤「危険だぞ」
『私も封印を手伝いたい。和也さん、お願いします』
和也「…わかった。そんな真剣な目をして言われちゃ断れません」
智「A…」
『必ず戻ります』
雅紀「嫌だっ!」
相葉さんが叫んだ。
雅紀「行っちゃ嫌だよ…Aちゃん」
涙目になりながら、私の手を取る。
『大丈夫、大丈夫です(笑)』
彼の手をぎゅっと握り、離した。
和也「準備はいい?」
『はい』
パキッ
彼が指を鳴らした瞬間、視界が真っ白になった。
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ayane(プロフ) - まっきぃさん» 初めてのコメントありがとうございます!最後まで読んでいただいて感謝です(;;)次回作もよろしくお願いします! (2019年8月21日 20時) (レス) id: 39d061f7d7 (このIDを非表示/違反報告)
まっきぃ(プロフ) - 完結おめでとうございます!コメントは初めてかな。妖狐の二宮さんにどハマりしてしまい、ずっと読んでました(^O^)結末は悲しかったけど、主人公がずっと笑顔で入れて良かったと思ってます。次回作も読みますね!! (2019年8月21日 20時) (レス) id: cc514bee80 (このIDを非表示/違反報告)
ayane(プロフ) - 香織さん» 頑張ります! (2019年8月14日 20時) (レス) id: 39d061f7d7 (このIDを非表示/違反報告)
香織 - 更新頑張ってください (2019年8月14日 8時) (レス) id: 482ce168b0 (このIDを非表示/違反報告)
香織 - ↓出血多量も含まれます (2019年8月13日 21時) (レス) id: 482ce168b0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ayane | 作成日時:2019年8月9日 20時