チャンス ページ13
『嫉妬…ですか』
潤「…あんな小僧がお前と仕事してて、俺の見たことないお前を見てると思うと、ちょっと嫉妬した」
『松本さん…』
潤「…さっきは冷たくしてごめん」
『…いえ』
彼は私の右手を取り、手の甲にそっとキスをした。
私はドキッとする。
潤「はやく治るおまじない」
彼は優しい声でそう言った。
・
・
・
・
翌日。
伊野尾くんは昨日のことについて何も言ってこない。
私は実験器具のチェックをしている彼を見る。
『…』
慧「なにか？」
『あっ、ううん』
慧「もしかして俺に見とれてました〜？(笑)」
『違う違う、誰があんたなんかに見とれるか；』
慧「知らないんですか？俺、けっこうモテるんですよ？(笑)」
『あーハイハイそうですかー』
慧「…あの、昨日のことなんですけど」
私の手が止まる。
慧「あそこにいた人たちとは一緒に住んでるんですか？」
『う、うん。シェアハウスしてるの』
慧「そうですか」
彼はそれだけ言って、また作業に戻る。
慧「あ、でもまだ誰とも付き合ってないんですよね？」
私はガタガタッとよろける。
『な、何言ってんの、彼らはそんなんじゃないから；』
慧「ふーん、じゃあ俺にもまだチャンスはあるってことですね？(笑)」
『は？；』
慧「今度、会いませんか。2人で」
『そういうの、どの女の子にも言ってるんでしょ。からかわないで』
慧「からかってなんかないです。俺、本気なんで」
彼はそう言って、別の作業に移る。
『え…？；』
それって…！？；
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ayane(プロフ) - AKIさん» お優しいお言葉ありがとうございます(；；)そうですよね。大学に通えていることに感謝して、精一杯頑張ろうと思います！更新も頑張ります！(笑) (2019年7月10日 8時) (
レス) id: 39d061f7d7 (このIDを非表示/違反報告)
AKI(プロフ) - お疲れ様です！お話も気になるんですが、ニノが、会いに行くなんて以外！大学、、いいなあ〜私は、行きたくても行けなかったので、、学生生活謳歌してください。更新は待ちますので、身体に気をつけて！ (2019年7月9日 21時) (レス) id: fd77900a42 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ayane
| 作成日時：2019年7月6日 9時
