苺王子達の短編集【stxxx】ー腐表現ありー

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２０.番外編〜友達以上恋人未満〜



赤「懐かしいなぁ…」
青「どしたん急に」


赤「前世のこと思い出してた
前は付き合ってはなかったけな、って」



ころちゃんは恋人ではなかった
ただ、両想いなだけ


好きなんだけど、リスナーさんのこともあって付き合うって形ではなかった



青「そうだったね…
あのもどかしさと甘い生活が懐かしいね」

赤「そうだね…懐かしいなぁ」



６人で、２人で何人もののリスナーさんとずっと過ごしてた日々


今もいいけど、あの時が恋しくなる



青「よく、莉犬くんは『めぇめぇご飯行こ』って言ってたね」

赤「よく、ころちゃんは『わんわんゲームしよ』って言ってたね」



あの時は長く一緒に過ごせたなぁ


今じゃ、通い婚で長くは一緒にいれない
俺がもっと身分でもあれば正妻になれたかな



赤「でもころちゃんといれるだけで幸せなんですけどね」

青「、えｯ」ｶｱｱ



俺の一言で照れたのか、真っ赤に顔を染めるころちゃん


ころちゃん大人っぽいけど可愛いところもあるんだよね〜



赤「わぁ照れてる〜」ﾆﾔﾆﾔ



可愛いからつい煽ってしまう



青「仕方ないじゃん、！莉犬くんのばかばか！」



照れ隠し可愛いかよｯ…！！


耳まで赤くなって袖で顔を隠す仕草も全部愛おしくて



赤「ころちゃん、好きだよ。永遠に」

青「、ｯそんなの僕だってそうだし！」



やばい、ころちゃんの照れ顔が俺の心臓を支配するみたいに胸が苦しい


顔が熱い



青「あれ、莉犬くん顔真っ赤じゃん！あれれ〜？」ﾆﾔﾆﾔ



さっきの仕返しされた…



赤「ｯるさい！」ｶｱｱ

青「莉犬くん可愛い、、、」ﾁｭ



一瞬、時間が止まったような気がした



.




あぁ、俺はなんて幸せ者なんだろう

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