苺王子達の短編集【stxxx】ー腐表現ありー

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８.黄の行方ー青sideー



今日は寝殿造に、弟が来るみたい。まぁ母親は違うんだろうけど


初めて会うけどどんな人なんだろう



何か、メンバーとの手がかりでも知ってないかな…


そんな少しの期待を膨らませ中庭近くを歩く。



すると、何処からか綺麗な笛の音が聞こえる


しかもこの曲って



青「僕の曲、、、？」



やっぱり、この曲は有難いことに千万回再生いった僕のオリジナル曲…。


如何して、この曲を知ってるのはこの世界には僕と莉犬くんだけじゃ…？


僕はその音を頼りに笛を鳴らす人を探した


すると笛の音が大きくなってくる、そのまま辿ると一人の男の子が笛を吹いていた。


男の子は僕の気配に気付いたのか、こっちを振り返った。



「すいません、勝手に音を鳴らしてしまって、、」



僕は驚いた。声も顔も口調も、何もかもがるぅとくんにそっくりだった


それに、吹いていたのはすとぷり。
完全にるぅとくん本人で間違いない



黄「って、何処がで一度お会いしたことありますか…？」


青「へ？」


黄「突然すいません。遥か昔に会ったことあるような気がして、変ですよね、、、ってえ！？」



僕は思わずるぅとくんに抱きついてしまった。

記憶がないのに、僕のことを忘れてはないみたいで、そんな矛盾してる感じだったから。



青「僕は、ずっとるぅとくんに会いたかった」



するとるぅとくんが崩れ落ちる。



黄「るぅと、？…貴方は誰？何か大事なものを忘れてる気がするのは何故…？」


頭を抱えて、唸り始めてしまった



青「ちょっと大丈夫！？」

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