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接近戦 ページ5

「貴方は昔からそうだった…何時も、自分が一番不幸だと………誰にも理解されないと……そう思い込んでた(・・・・・・)」

「思い込んでいた?」

Aの言葉に芥川がそう聞く

「そう……そして、実は一番恵まれて居た事にすら今も気付いていない」

Aは、そう言うと

ジャキッ

銃を取りだし銃口を二人に向ける

「「!」」

「もう…話すのも嫌になった
………人虎」

Aは、そう言うと銃を下ろす

「「!」」

「次、会った時……己の間違いに気付いて居なければ……私は、本気で貴方を殺しにかかる」

Aは、光のない青玉のような目で敦を見据えてそう言う

「……貴様は、僕がいる事を忘れていないか?…」

芥川がそう言うと同時に『羅生門』がAを襲う

バンバンバンッ

Aは、目の前に外套が迫ると両手に拳銃を持ち、発砲する

外套は、銃弾により攻撃の意味を成さなくなる

「チッ……」

また、Aに外套が迫る

Aは、迫る外套を避け

ガシャンッ

片手に持つ拳銃を捨てる

「!?」

芥川が捨てられた拳銃に意識が集中している僅かな時間に

スッ

Aは、懐に入り込み

「!(接近戦!?)」

「!」

芥川の首元にナイフの刃を当てる

「………」

「……クッ…」

「(芥川に……ナイフを…!?)」

芥川が反撃の為、異能を遣おうとすると

スッ

Aは、ナイフを外套にしまう

「「?」」

「……ハァ……全く、人使いの荒い…」

いつの間にかイヤホンの付いていない方の耳に通信機が付いていた

Aは、通信機の方に視線を向けてそう言った

「「!?」」

「折角……楽しめると思ったのに……」

Aは、そう呟くと

「じゃあ…次、殺る時は……お互い、平等(フェア)に殺ろう」

傷だらけの芥川にそう言った

そして、Aが外套から何かを取りだし

カシャンッ

床に落とした

「「?」」

すると、敦と芥川の視界が一瞬にして真っ白になる

「「!」」

敦と芥川の視界が元に戻ると其処にAの姿はなかった

「……閃光弾か…」

「………」

「フン……仲間に見捨てられたな」

芥川がゴンチャロフにそう言った

「クククッ……さぁ…どうでしょうか」

傀儡師→←魔人の策



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朱鷺の砂 - すいませんでした……すぐに直します (2018年11月20日 23時) (レス) id: c2940fbcc7 (このIDを非表示/違反報告)
夜狐 雅(プロフ) - こんばんは、間違い見つけたので修正お願いします。無効化が無効果になっています (2018年10月24日 21時) (レス) id: efc079dd89 (このIDを非表示/違反報告)
めがね - 大丈夫ですよ!ドストさんが出てればいいって物じゃないですし、とても面白いです!作者さんのペースで無理しないで頑張ってください! (2018年9月26日 21時) (レス) id: 5300344b9c (このIDを非表示/違反報告)
朱鷺の砂 - ドスさんとゴーゴリさんは浴衣似合いそうですよね!…外国人なのに………リクエストは募集中なので気軽にお願いします!! (2018年9月18日 23時) (レス) id: c2940fbcc7 (このIDを非表示/違反報告)
めがね - あぁ、こんなに早く作ってくださるとは、、ありがとうございました!最高でした! (2018年9月3日 22時) (レス) id: 5300344b9c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:朱鷺の砂 | 作成日時:2018年8月15日 12時

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