倉庫【中原中也said】 ページ8
銃声は、近くにあった倉庫からだった
俺が中に入ると、四人の男が倒れていた
こいつらは、マフィアの奴等じゃねぇか……
「ポートマフィアか……」
立っている六人の男の内の一人がそう言った
「手前ら……ウチの部下に手ェ出したらどうなるか……教えてやるよ」
俺は、異能を使わずに倒す
倒れてる奴等の処に向かう
「まだ……息はあるな……」
俺がそう呟くと
「流石だね……中原さん」
彼奴がいた
「！？……手前、彼処に居ろって…」
「彼処に居たら中原さん以外の人に見つかりそうでね」
こいつはそう言って、俺の近くにしゃがむ
すると、
「餓鬼と話したァ……随分と余裕だな」
「！！」
先刻倒した筈の奴が、起き上がっていた
そいつが手を伸ばすと、鉄パイプが引き寄せられた
「異能力！？」
「……」
「餓鬼と一緒に…死ねぇ！！」
そいつは、そう言って鉄パイプを投げ付けた
「おい！！……手前は避けろ！！」
俺がそう言うと、こいつは、無視して立ち上がって鉄パイプを掴み投げ捨てた
「全く……餓鬼だの死ねだの………
ｰｰｰｰｰｰ雑魚が生意気な事言うんじゃない」
こいつはそう言うとカッターを取り出した
「カッター？？……そんなんで何ができる……餓鬼が」
こいつは、不適な笑みを浮かべると
足音すらたてずに、奴との間合いを詰め、カッターの刃を奴の喉元に当てた
「！！？」
「(音を……たてずに…！！)」
「ﾌﾌﾌｯ……君はもう少し空気を読むべきだね
ｰｰｰｰ来世はこんな死に方、しないと良いね」
彼奴はそう言うとカッターで奴の首を切った
「！！……手前…」
彼奴は、カッターを投げ捨てると倒れている四人に近付いた
こいつは、別のカッターを取り出すと、刃を握り締めた
「！？」
流れ出た血を、四人に飲ませた
すると、四人の傷が治り意識を取り戻す
「手前まさか、回復系の異能力者か？」
「ﾌﾌﾌｯ…私の異能力『赤と黒』は、自傷しその血を飲ませる事で傷を治す……まぁ、自分を治せないのが最悪だけどね」
こいつがそう言うと、倉庫に首領が来た
首領の話で分かったが、こいつの名は、十六夜A
四年前噂になっていた客を選ぶ情報屋
こいつは、首領の誘いに乗りポートマフィアに入った
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雨霧(プロフ) - すみません、余計なお世話かもしれませんが、指摘させていただきます。文字の上に小文字を載せたいときは(ruby:大文字:小文字)というふうに打ちます。例をだすと、(ruby:異能特務課:・・・・・)です。 (2022年2月25日 17時) (
レス) @page30 id: b35e170b36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朱鷺の砂 | 作成日時：2018年7月20日 21時
