赤い髪の君 (ページ49)

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アバハウスについた。

すーっ、と深呼吸をして
リビングに向い、
意を決して、みんなに頭を下げた。

『みんなごめ｢A、ごめん！！｣

『え？』

そ｢A、ほんとにごめん。
俺が悪かった。｣

『･･･』

そらが、こんなに頭下げる姿
あんまり見たことない、
というか見たことがなかったから、
本当に反省してるんだと思った。

『そら、顔をあげて。
もういいから。ね？』

そ｢･･･ありがとう｣

『･･･ふふ、
ねぇその顔やめて』

顔をあげたそらは
ちょっと涙目になってて
可愛かった。

『りっくん、みっくん。
迷惑や心配をかけてごめんね』

り｢ううん。大丈夫｣

つ｢心配したけど、
無事ならよかった｣

早速だけど、と
えいちゃんが切り出した。

え｢こんな話して悪いんだけど、
早い内に謝罪動画出さないとな｣

『･･･そうだね。私とそらだけでいいよね？』

え｢そうだな。俺らが出ると
余計なにか言われそうだし｣

『ねぇ、1つ言いたいことがある』

私は、今考えていることを
みんなに話した。

｢｢｢｢え？｣｣｣｣

え｢でも、それだとお前が･･｣

つ｢A、それ本気なの？｣

り｢俺は納得できない｣

そ｢俺が悪いんだから、
そこまでしなくていいじゃん｣

『勘違いしないで。あくまで、
今回がキッカケになっただけで
前々から考えてたことだから』

4人は、しぶしぶ了承してくれた。