赤い髪の君 (ページ47)

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嫌な予感ページ47

『謝るなら、
何でこんなことするの･･･
何で、こんなことするの･･･？』

そ｢ごめん･･･｣

そらに、いきなりキスをされた。
なんで？どうして？だって友達でしょ？

そらが何考えてるか分からない。

『そらのバカ！』

そ｢A･･･っ！｣

私は、そらを置いて、
ただただ闇雲に走った。

走り疲れて、気づいたときには
もう真っ暗になっていた。

『帰りたいけど、
帰りたくない･･･』

他のメンバーには
連絡をいれようとして
スマホを見たとき、

『え･･･？』

ありえない数の着信とLINE、
Twitterの通知がきていた。

『まさか･･･』

急に胸がザワついてきた。
気のせいであってほしい。
そう思っていたけど、
嫌な予感は的中した。

Twitterを開くと、

｢これ、そらちぃとAだよね？｣

｢やっぱ、若い男女が一緒に暮らして
何もないわけがないよね～｣

そこには、私とそらが
キスをしている写真が
何千、何万も拡散されていた。