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高校時代に遡る
私は小学生の頃から
えいちゃんのことが大好きだった。
それは恋心だと自覚していた。
小学生の頃、一度だけバレンタインに
えいちゃんに告白したことがある。
でも、えいちゃんの返事は
え｢それって、幼馴染みとしてだよね？
俺も幼馴染みとして、Aが好きだよ｣
なんだか恥ずかしくなって、
私は『そ、そうだよ』なんて言って
自分が傷つかないようにした。
それから何年か経ち、
高校2年生のときに事件は起きた。
私が委員会で放課後に集まりがあるとき、
ほぼ毎日一緒に帰ってたえいちゃんに
帰りが遅くなることを話した。
え｢じゃあ、俺待っとくから、一緒に帰ろ｣
待ってくれるなんて思わなかったから、
私ほんとうに嬉しかったんだ。
委員会が終わってすぐに教室に向かった。
向かうにつれて複数の男子の声が聞こえた。
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作者名：空飛ぶイカ | 作成日時：2019年2月23日 0時
