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strawberry 21 ページ21

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茉莉「 それで!!」





優莉奈「 聞いたよ!七海から!! 」







次の日登校して教室に入るなりなんなり


待ってました!な3人が私を囲んで事情聴取してくる





七海「 で?どうなの、付き合ったの?! 」





『 待って待っておかしいじゃん?ねえ?っちょ!痛い痛い!!!腕離して!』





優莉奈「 Aから話聞くまで離れないから! 」





『 なんなのもう!! 何も無いって! 』





茉莉「 嘘だよその顔はあるでしょ? 」






『 あるけど!言いたくない!! 』






3人「 いいじゃん〜!! 」




ああ!もう本当にやかましい!!!




この3人から一旦距離置きたくてグイッと後に無理矢理下がったら



自分の視線は天井、


バランスを崩したことを知った




あっ、もうダメだって思った瞬間痛みを感じなくて、



背中には優しい温もりを感じたのと同時に、



女の子たちの視線が死にかけていた






.




健「 … 大丈夫?姫さん 」






七海「 姫さんんん?! 」






上を見ると至近距離なケントさんの顔






『 うっわ!!! 』





驚きすぎて思い切り起き上がったらおでこがぶつかった





健「 いって、、、」



私のせいでおでこを抑えるケントさんが視界に入った





『 ……… あ、ちょ!ごめんなさいケントさん!! 』





健「 落ち着いて起き上がってよ (笑) 」





『 すみません … 』





姫は?大丈夫だった?なんて自分の心配の前に私の心配をしてくれて、この人どこまで心が広いんだろうって思ってた矢先




七海「 A!!中島センパイと知り合いだったの?! 」




目をこれでもかと言うくらいキラキラさせた七海が私の肩を揺らした






『 知り合いも何もこの間少し関わった程度だよ… 』







健「 少し関わったって、俺はかなりの出会いをしたと思ったんだけどな? 」







『 何をおっしゃってるんですか ?! 』









健「 運命ってやつだよ、Aちゃん、 」




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作者名:もあ | 作成日時:2018年9月17日 13時

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