strawberry 14 ページ14
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なになになに?!さっきの!という3人を軽く受け流したらチャイムがなった
まだ身体に熱を持ってる
これだから女の扱いなれてる男の子は。って思うけど
さっきからドキドキが止まらない。
もしかして?とも思うけど認めたくないという気持ちがあるんだろうか ……
まだ早いって気持ちと、
私そんなに軽かった?って気持ちと色々と混ざって複雑
あんなにかっこよくて、女の子に人気な佐藤くんのこと
好きになって辛くなるんだろうなって考えたら
このまま気がつかない方が幸せなんじゃないかって思う。
このもどかしい感じが1番平和で幸せなんじゃないかってどこかで思ってる
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七海「 いーっしょにかえろ! 」
『 うん! 』
放課後になって七海から誘われた
他のふたりは用事があるみたいで先に帰っていって家の方向が同じ七海と一緒に帰ることになった。
用意を済ませて、
廊下を歩いてた時
七海「 ねえ、そこに佐藤くんがいるけど 」
『 え?どこ? 』
七海「 ほらあそこ、、あ!聡もいる! 」
指を指す先には 佐藤くんと松島くんが楽しそうに話してる姿があった
七海の声に気がついたように聡くんがこっちを見る
聡「 七海じゃん! 」
おーい!って手を振る聡くん
それを見て自然とこちらを見る佐藤くんと目が合った
勝「 あ、北野さん 」
佐藤くんも私の顔を見るとニコッと笑って控えめに手を振ってくれた
それに思わず私も手を振り返す
七海「 見かけたから思わず声に出ちゃった ! 」
聡「 よく見つけたね〜! Aちゃんとなんかこうやってちゃんと顔合わせるの久しぶりだよね ? 」
『 確かに (笑) よく七海からは話聞いてたけど 』
七海「 ちょっと!A! 」
あははってみんなで笑っていたら
1人だけぶっきらぼうな表情をした佐藤くんがいた
聡「 何そんな怖い顔してんの〜勝利! 」
勝「 べつに 」
そう言いつつもなかなか怖い顔してるよ?佐藤くん
七海「 ああ〜… 佐藤くんごめんね?私とA途中で割り込んだから … 」
もともとは佐藤くんと松島くんで話してたもんね、、
私も申し訳なくなり、1歩下がろうとしたら腕を掴まれた感覚
勝「 北野さんだけ残って 」
そのセリフをいった佐藤くんの表情は俯いててあまり見えなかった
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作者名:もあ | 作成日時:2018年9月17日 13時