152＊不意打ち ページ41
「ははは...ルナちゃんって結構ズバッと言うよね...。」
「鉄平さんが“何でも言って”って言ったんですよ！でも、鉄平さんと結ばれなかった女性たちは残念ですね。」
「どうして？」
「だって....」
ルナちゃんはクスクス笑いながら言った。
「鉄平さんはすごく優しくて、魅力的なお兄さんなんですもん！こんなに素敵な人と恋仲になれないなんて可哀想ですね！」
「ルナちゃん....。」
あれ...ちょっと待てよ...
なんかルナちゃんがキラキラして見える
おぉ〜いかんいかん
思わず十六の女の子にトキメクとこだった...
全く、末恐ろしい子だなぁ
そうだ、ちょっとからかってやろう
「じゃあ、ルナちゃん...」
俺はルナちゃんの腰を抱き、ぐいっと近くに
引き寄せた。
彼女はわぁっと驚きの声を上げるが、それにはお構いなしで、ルナちゃんの頬に手を当てた。
「俺に恋、してみる？」
「...え？」
目を丸くして面食らうルナちゃんはとても可愛らしい。
俺はクスリと笑って、彼女の耳をスルリと撫でた。
「やっ...んぅ...」
ルナちゃんは体をピクリと震わせて、頬を赤くする。
「鉄平さ...ん...やぁ....」
...え、マジで？
まさかこんな反応をくれるとは思ってなかった。
ルナちゃんの色を帯びた頬と少し潤んだ瞳は
俺の心をぐらつかせるには十分すぎた。
「ちょっ....ご、ごめん！」
俺はルナちゃんをパッと離した。
これ以上やると俺の理性が保ちそうにない。
彼女はソファの背もたれを掴んで、崩れ落ちないように必死に堪えてた。
ちょっとからかってやるだけのつもりだったのに
最後は笑って終わらせるつもりだったのに
やべぇ....心臓がうるさい...
俺の顔は赤くなってんのかな
鏡が欲しい
ってか、熱いわ...
こんなとこ師匠に見られたらきっとミンチに
なるくらい殴られる...
「あ、与作様。」
「...え？」
ルナちゃんの声に振り返ってみると、師匠が
腕を組んで立っていた。
相変わらず葉巻樹を口に咥えて、俺のことを
睨みつけてる。
あ...相当怒ってるな...
その後、師匠に死ぬほど殴られたのは言うまでもない。
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なたなたまる - 文章はめちゃくちゃいいのにイラストがめちゃくちゃ残念… (2019年4月6日 21時) (
レス) id: c9f0456c30 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんこ(プロフ) - 黒猫歳花さん» いえいえ！全然迷惑じゃないですよ！これからも何かあったらご指摘お願いします<(_ _)> (2018年10月26日 8時) (レス) id: 7d53de745b (このIDを非表示/違反報告)
黒猫歳花(プロフ) - にゃんこさん» ありがとうございます！ご迷惑お掛けして本当に申し訳ないです！ (2018年10月26日 2時) (レス) id: e89c78e8b2 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんこ(プロフ) - 黒猫歳花さん» イラスト載せなおしました！ちょっとまだ準備中のものや載せきれなかったものもあるので、それはまた後日載せますね！楽しみに待っててください(*´ω`*) (2018年10月24日 22時) (レス) id: 7d53de745b (このIDを非表示/違反報告)
にゃんこ(プロフ) - 黒猫歳花さん» イラストの件はすみません(；´Д｀)原因がわかったのですぐに直しますね！応援、ありがとうこざいます(*´ω`*)これからも頑張ります☆ (2018年10月24日 14時) (レス) id: 7d53de745b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にゃんこ | 作成日時：2017年4月29日 10時
