135＊消毒 ページ12
脱衣所に入り、服を脱ごうとすると
「キュキュッ」
「あっ、ちびちゃん！」
髪の中に隠れてたちびちゃんが姿を現した。
ずっとお昼寝してたのかな
ちびちゃんのことすっかり忘れてた
「ちびちゃんも一緒に消毒しようね！」
「キュウ？」
首を傾げるちびちゃん。
理解してないのかな
でもそんなところも可愛い！
「サニーさん達と仲良くしようね！」
この前の鉄平さん達の時みたいになりませんように...
私はちびちゃんを肩から一旦降ろしてから服を脱ぎ、シャワー室に入った。
シャワー機から冷たい消毒液が飛び出し、私の体を濡らしていく。
ちびちゃんも消毒液でぐっしょりと濡れていた。
「もう良いのかな？」
シャワー室から出ると、タオルと滅菌された服が置いてあった。
服を着て大人しくサニーさんを待つことにする。
ちなみにちびちゃんはまた私の髪の中でお昼寝タイム。
うん、寝る子は育つだね
「サニーさん、まだかなぁ...。」
体育座りでシャワー室の方をじっと見つめてると扉が開き、サニーさんが出てきた。
「うおっ...ルナ！？」
私を見て酷く驚いた顔をするサニーさん。
出てきたかと思えば彼はすぐに後戻りし、シャワー室の扉を閉めてしまった。
「えっ、何で閉めるんですか！？出てきてくださいよぉ！！」
「いやマエが出てけっつーの！！何でんなとこで待ってんだし！！」
「...ダメですか？」
「ダメに決まってんだろ！！ったく、与作はルナにどんな教育してんだよ...。」
「むぅ...与作様を悪く言わないでください！」
扉の向こうにいるサニーさんに頬を膨らませる。
「はぁ...良いから、早く行けよ。」
「はぁい。」
外に出てしばらくするとサニーさんが出てきた。
服も髪型も最初とは違う。
サニーさんは本当におしゃれだなぁ
「マエももっとおしゃれとかした方が良いんじゃね？」
「私ですか？」
んー...気にしたことないなぁ
服だって与作様に買ってもらったものしか持ってないし
っていうか、それだけで十分
「今度レがコーディネートしてやるよ。ルナは美人だからきっと何でも似合うと思うし。んじゃ、行くぞ。」
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なたなたまる - 文章はめちゃくちゃいいのにイラストがめちゃくちゃ残念… (2019年4月6日 21時) (
レス) id: c9f0456c30 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんこ(プロフ) - 黒猫歳花さん» いえいえ！全然迷惑じゃないですよ！これからも何かあったらご指摘お願いします<(_ _)> (2018年10月26日 8時) (レス) id: 7d53de745b (このIDを非表示/違反報告)
黒猫歳花(プロフ) - にゃんこさん» ありがとうございます！ご迷惑お掛けして本当に申し訳ないです！ (2018年10月26日 2時) (レス) id: e89c78e8b2 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんこ(プロフ) - 黒猫歳花さん» イラスト載せなおしました！ちょっとまだ準備中のものや載せきれなかったものもあるので、それはまた後日載せますね！楽しみに待っててください(*´ω`*) (2018年10月24日 22時) (レス) id: 7d53de745b (このIDを非表示/違反報告)
にゃんこ(プロフ) - 黒猫歳花さん» イラストの件はすみません(；´Д｀)原因がわかったのですぐに直しますね！応援、ありがとうこざいます(*´ω`*)これからも頑張ります☆ (2018年10月24日 14時) (レス) id: 7d53de745b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にゃんこ | 作成日時：2017年4月29日 10時
