step4−4 ページ20
チッ チッ チッ チッ
午前3時
………………眠れない…
A君が昼間あんなことするから…
涼介「水…貰いに行こ…」
この部屋電気、付いてる…
涼介「?」
少し覗いてみると、
キィ
↑ドアを開ける音
『…涼介』
涼介「あっごめんっ、ノックもしないで邪魔しちゃったよな!?」
『いや…』
ふと机の上を見ると、たくさんの資料があった
こんな時間まで勉強を…?
中学生がする勉強…じゃないよな、これ
涼介「A君ちゃんと寝てるか?」
『なんだよ心配してんのか?』
俺はA君の袖を少し引っ張り
涼介「するよ…だって俺…いちお…その…」
彼女…?なんだし」
『!!』
『じゃ少し休む…そこ座れ』
そう言って、近くにあったソファーを指差した
涼介「えっ!う…うん」
ポフッ…
涼介「!」
するとAくんは膝に頭をのせてきた。
…ナデナデ
『!、おい子供扱いすんな』
涼介「ち…っ違うよっ!彼氏…?扱いだよ」
『何でさっきからずっと疑問形なんだよ…笑』
涼介「そ、それは…///」
かわいくてつい…ってのもあるけど…
涼介「…あ、A君。こんなに頑張るのって、継承式っていうのがあるから?」
『…圭人から聞いたのか?……俺…そこでお前との婚約のこと正式に発表するから』
涼介「なっちょっ…待って!!俺まだ認めたわけじゃ…っ」
『言ったはすだ。何がなんでもお前を嫁にしたいって』
A君は起きて、俺の向かい合わせに座った
『まだ俺を條森家の跡取りとして認めてない奴も大勢いる…
でも必ず絶対認めさせてやる。誰にも文句を言わせない男になって堂々とお前の隣に立つ。
だから…早く俺を…好きに………………』
涼介「え?…A君?////えと…寝たのか?やっぱり…疲れてたんだな」
眠ってくれてよかった…
こんな顔してるの見られたら、きっと何を言ってもごまかせなかった…
俺はそう思いながらA君をそっと抱きしめた…
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紅葉=パラディナイト(プロフ) - 面白いです!オレ嫁良いですよね!友達になってくれませんか?私、山田涼介が大好きなので、良かったです♪ (2020年8月27日 11時) (レス) id: 57b104d1b2 (このIDを非表示/違反報告)
涼。(プロフ) - 波さん» 返信遅くなりました!はい、そうです! (2018年12月14日 18時) (レス) id: dcf14f1b10 (このIDを非表示/違反報告)
涼。(プロフ) - 葵さん» はい!そうです! (2018年12月14日 18時) (レス) id: dcf14f1b10 (このIDを非表示/違反報告)
葵 - 俺嫁ですよね? (2018年12月14日 18時) (レス) id: 8a3665ab82 (このIDを非表示/違反報告)
波 - 俺嫁ですね (2018年12月9日 16時) (レス) id: ca9d716e46 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:涼。 | 作成日時:2018年9月4日 15時