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122.アットイウ間ニ… ページ13
『女の匂い、口紅は赤色センチメンタル事件』
の後、
翔さんは特に変わった様子もなく…。
本当に穏やか…と言いますか。
むしろ夜は激しい？きゃ！
とにかく！
あの口紅は目の錯覚か
アイバチャンさんのイタズラとかで
あの匂いも鼻がもげてたんじゃないかって
そう思えるくらい翔さんは甘々でした。
.
私はというと
テストも終わり夏休みに入り
あっという間にキャンプ前日を迎えた。
.
「ただいま…って、
なんだコレ？空き巣にでも入られたのか？」
「しょおさぁぁーーーん！！
荷造りができませぇん！
あ、バナナっておやつですか？」
キャンプの荷造りを居間でしていたら
仕事帰りの旦那さまが顔を出す。
「まずは俺の質問に答えろ。
こ、れ、は、何だ！？」
そして私の耳をギュウー！っと引っ張る。
痛い！痛い！！
でも、まぁ…
怒られるのも無理はないですけど…
「荷造りです！キリッ」
「荷造りなのに何故こんなに散らかせるんだ！？」
また引っ張る耳に力が入る。
痛い！痛い！！痛いー！！
開き直るんじゃなかったー！
部屋中に必要な物を並べてたら
バッグに入りきらず
結果、散らかりまくり。
そりゃ…
怒られます。
開き直ればそりゃ…
もっと怒られます。
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作者名：ミイチゴ
| 作成日時：2015年8月18日 22時
