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27.プリップリナ父親 ページ27
プリップリに怒ってる二宮せんせーは
私を洗面所まで引っ張っていくと
ようやく手首を解放してくれる。
「ちょっと二宮せんせー！
何するんですか！？
ていうか、どぉしてココにいるんです！？」
「つけてきたからに決まってるでしょ？」
「っああーー！！
あのスーパーでの帰り道！
やっぱりついてきてたんですね！？」
今度は私がプリップリ。
怖い想いさせた犯人がまさか！
隣の席の二宮せんせーだったなんて！
声かけてくれればいいのに！
あ、そーゆー問題じゃない。
勝手についてくるなんて！！だ。
「んなことより…
なんなのよ、コレは。」
「コレってなんですか？」
「この状況だよ！
苗字で呼ぶ電話番号も知らない旦那と
毎晩どんなプレイしてんだよ！？」
「ちょっと！！
そんな事を大声で言わないでくださいよ！」
ハレンチな事を大きな声で言うから
慌てて止めに入るけど
二宮せんせーのプリップリは収まらなかった。
「父さんはあんなヤツ認めないぞ！！！」
に、二宮せんせー…。(感動)
そうだったんだ…親心なんだ。
かわいい娘がどんなプレイをしてるか
心配してくれてるんだ…。(感動)
ジーーーン。
…って、どんなプレイって
何もしてないし放っといて下さいよ！
そこは！
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作者名：ミイチゴ
| 作成日時：2015年6月26日 23時
