第５４話 法池 ページ10
――亀薬堂にて――
晴「―――それでニセ毛玉を追って出て行ったら、あの木の実屋にいちゃもんつけられて、そこへ本物の毛玉が表れてお前を助けようとしたが反撃にあって怪我をした。お前を捜してたAも優音と向葵をそのとき連れておらずケガをした・・・・ってことか。」
花「はい・・・猛省しております。」
晴「自主正座してる。」
――スッ―(扉が開く音)
コ「治療終わったわよォ。」
花「モジャ！シズクちゃん！モジャのケガの具合は・・！？」
晴「Aはどうだ！？」
シ「二人とも落ち着くんじゃよ(笑)モジャモジャは大丈夫じゃ。見た目よりは酷くないから安静にしとればすぐ治るじゃろ。」
花「そっか――良かった。本当良かった！」
コ「Aも大丈夫だけどォ・・・ちょっと声が出しにくいみたいなのォ。あと手首を軽く捻ってたわァ。時間が立てば普通に話せるようになうと思うわァ」
A「あ・・しや・・くん、ケガ・・・して・・・・・な・い？」
花「え・・・あっはい！！！Aさん、本当にすみません！！！！俺のせいで・・・。」
A「よかっ・・た・・。」
晴「なんでオレに連絡しなかった。どれだけ俺が心配したと！！！」
シ「イツキ！落ち着くんじゃよ。」
A「ご、ご・・・めんな・・さい。」
コ「あららァ・・・女の子を泣かせちゃだめよォ。」
晴「ちっ・・・悪かった。ごめんな。俺が守ってやれなかったから・・。」
A「ちがっ・・！」
シ「あんまりしゃべらん方がええんよ。ケガしたとこじゃA。」
A「・・・・で・・も――――。」
晴「あぁ。分かってる。」
花「本当にすみません。」
コ「そうだわァ、シズクとイツキに立法様から伝言を預かってるのよォ♡」
晴「あ？立法から？」
A「？？」
花「(立法様って誰？)」
晴「(嫌な予感が)」
シ「お兄ちゃんから伝言ってなんですか？」
花「(シズクちゃんのお兄さんか)」
コ「シズクにはねェ♡「「たまにはいもり池まで会いに来ておくれ・・・寂しい」」って言ってたわよォ♡」
シ「昨日、会うたばかりなのに！？」
花「(寂しがり？)」
コ「それとイツキへの伝言はねェ。「「その新しい奉公人を物怪庵の奉公人に認めるかは私が決める。これは法律だ。」」
晴「！？」
コ「「「今すぐ、そいつを連れて私の前に来い。それと、Aも連れて。」」ですってェ♡」
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りん - 楽しく読ませていただいております！続きを楽しみにしてます！頑張ってください！ (2018年12月3日 12時) (
レス) id: 0c78f933a2 (このIDを非表示/違反報告)
あいちゃむ(プロフ) - 秋ノ宮紅音さん» わー！ご報告ありがとうございます！ (2018年1月11日 23時) (レス) id: 859a3a0d54 (このIDを非表示/違反報告)
秋ノ宮紅音(プロフ) - 二次創作なので、オリジナルフラグを外した方がいいですよ！違反報告されます。 (2017年12月2日 17時) (携帯から) (レス) id: 665a044116 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あいちゃむ | 作成日時：2017年8月17日 22時
