第７５話 逢遭�� ページ32
〈翌日〉(芦屋のクラスの前)
―花繪サイド―
花「ふぁぁ・・・。」
３日連日、妖怪祓いで夜まで動き回って
それから帰って宿題したり
生花店(みせ)の手伝いもしてたからな
疲れが出たのかなぁ
このままだと一限の現国は寝るな
後で自販でコーヒー牛乳買ってこよう
花「コーヒー牛乳８０円(ボソッ)」
禅「花繪。」
花「はい？あれ？誰もいない。」
呼ばれた気がしたけど気のせいか・・・
禅「花繪。」
花「え？ん？」
禅「おはよう。」
花「禅子ォォォオ！？
生徒１「ゼンコ！？」
生徒２「ゼンコ？」
禅「うるさい。」
花「ごめッ・・。」
相変わらず淡々としてるな
花「でも、そっかー禅子も同じ高校だったのか！よくオレがこのクラスだって分かったね？」
禅「花繪のこと探してたらクラスの子に、【それ２組の保健室のハナエちゃんじゃない？】って。」
ハナ「それ他のクラスの人にまで言われてるんだ。」
禅「花繪、この間はありがとう。あの時はお礼を言う間がなかったから。今度改めてお礼する。」
花「いいよ！そんなことしなくても！あれはこっちの都合でしたことだったから。あのさ、もしかしてそれ言うためにオレのこと探してくれてたの？わざわざ良かったのに。」
禅「ああ、もちろんそれもあるけど。実は・・・。あっ。」
晴「あ？」
A「晴〜！待ってよ！！ん？」
晴「あんたは確か、青流寺のところの娘。」
禅「あなたたちは、この間の着物の人・・と女の子？」
A「はじめまして、Aです。」
晴「安倍です。どうも。(高校生だったのか。)」
禅「藤原禅子。よろしく。(高校生だったのか。」
花「それで？【実は】どうしたの？」
禅「あぁ、２人もいるならちょうどよかった。」
晴・A「？」
禅「聞きたいことがあるんだ。」
ぐいっ(袖をまくる音)
晴・花・A「！？」
禅「これなんだけど。」
晴「入れ墨？」
禅「違う。」
花「こっちは歯型じゃん！？痛そう！！痣になってる。」
禅「痛みはない。」
A「んー。なんだろこれ・・・。」
禅「やっぱり花繪たちには見えるんだ。」
花「え？」
禅「他の人たちにも見せたけど、何もないって言うし。一応病院で検査もしたけど、特に悪いところはないって言われた。」
花「それでオレ達に見えるってことは・・・。」
A「・・・・ねぇ、禅子ちゃん。もしかして、あれ。見える？」
禅「？」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 54人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
りん - 楽しく読ませていただいております！続きを楽しみにしてます！頑張ってください！ (2018年12月3日 12時) (
レス) id: 0c78f933a2 (このIDを非表示/違反報告)
あいちゃむ(プロフ) - 秋ノ宮紅音さん» わー！ご報告ありがとうございます！ (2018年1月11日 23時) (レス) id: 859a3a0d54 (このIDを非表示/違反報告)
秋ノ宮紅音(プロフ) - 二次創作なので、オリジナルフラグを外した方がいいですよ！違反報告されます。 (2017年12月2日 17時) (携帯から) (レス) id: 665a044116 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あいちゃむ | 作成日時：2017年8月17日 22時
