第７３話 リング�� ページ30
―晴斎サイド―
A「ふふ・・よかった。」
花「おばあさん、手出してください。」
おばあさん「手？」
A「指輪素敵ですね・・・。おばあさんの手にぴったり。」
おばあさん「お嬢ちゃんの言葉のおかげだよ。お互い・・・好きな人には困るわね(ニコ)」
A「いえ・・・そんなことないですよ。でも本当にありがとうございます。」
おばあさん「私の旦那も頑固だったけど・・・あの子も相当ひねくれもんだねーはっはっ。でもいい目をしてるね。真っ直ぐで素敵な子じゃないか。」
A「ふふふ。おばあさんにはバレちゃいましたかー。(ニコ)」
晴「おい、なにこそこそ話してんだ。」
おばあさん「男共にはわかんない話だよ。ね？」
A「そうですね！女同士の秘密ですねっ。」
晴「なんだそれ・・・。」
花「指輪返したよ。マンジロウ。」
おばあさん「マンジロウ、ありがとね。マンジロウ！」
マンジロウ「フンッ・・・おう！おう〜〜。」
A「(巻き付きすぎだよ・・マンジロウ笑)」
いつからだったんだろ
妖怪のことを他人に言わなくなったのは
ましてや何かして理解してもらおうなんてことは
そうなる以前から諦めてた気がする
諦めてたら――――
いつの間にか全部に目を閉じてた
けど―――見えなくてもこうやって
伝わることもあるのか
晴「フッ」
A「どうしたの？」
晴「なんもないよ。」
おばあさん「ハッ、そうだわ。あんた等、うちで夕飯食べてきな！指輪のお礼したいさ！」
花「お礼なんてそんな・・・。」
おばあさん「遠慮はいらん！」
マンジロウ「食ってけ食ってけ！」
花「じゃあお言葉に甘えて・・・。」
晴「ん！？」
なんで食べていく流れになってんだよ
A「ふふ。本当に良かった。」
晴「おい芦・・・・。」
【見ィつけた♪】
晴・A「(ビクッ)」
おばあさん「鰻にでもするか！」
花「(ちらっ)」
マンジロウ「！？」
晴「！？・・・・おいA・・いま何か見たか？」
A「ううん。なんなの今の。すごい寒気がした。」
晴「Aも感じたってことはなにかいるのか・・？」
A「なんか視線を感じた・・。気のせいかな。」
晴「芦屋。」
花「はい。」
晴「お前、今何か見たか？」
花「いえ、何も・・・どうかしました？」
A「・・・・・・・・。」
晴「・・・・・いや、なんでもねえ――――。」
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りん - 楽しく読ませていただいております！続きを楽しみにしてます！頑張ってください！ (2018年12月3日 12時) (
レス) id: 0c78f933a2 (このIDを非表示/違反報告)
あいちゃむ(プロフ) - 秋ノ宮紅音さん» わー！ご報告ありがとうございます！ (2018年1月11日 23時) (レス) id: 859a3a0d54 (このIDを非表示/違反報告)
秋ノ宮紅音(プロフ) - 二次創作なので、オリジナルフラグを外した方がいいですよ！違反報告されます。 (2017年12月2日 17時) (携帯から) (レス) id: 665a044116 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あいちゃむ | 作成日時：2017年8月17日 22時
