第７１話 リング�� ページ28
マンジロウ「芦屋の坊主・・嬢ちゃん、お前等どうしてばあさんの手を振り払わないんだ。」
A「・・・・・。」
マンジロウ「その手を払って、指輪をポストに入れればいい。相手はばあさんだ。お前等の力なら簡単に払えるだろ。」
晴「払えよ。人間と関わるなって言っただろ。」
A「なんでいつもいつも・・・少しは歩み寄ってみようとしないの！？」
花「安倍さん、オレ達も人間ですよ。」
晴「！？」
花「でも、オレ達は全部見えるし、全部聞こえます。全部知ってます。理解してもらえるかは別として、オレ達が人間を無視したらそれこそ何も伝わりませんよ。だから、オレは振り払えない・・・です。あの、せめて名前だけでも伝えませんか。」
晴「・・・・・。」
A「・・・晴？・・・・」
花「・・・・・。」
晴「・・・・・。」
しーーーーーーーん
花「(あっこれ・・・完全に逆鱗に触れた！！)」
A「伝えるだけはしてみてもいいんじゃないかな？もし私が同じ立場なら、伝えて欲しいって思う。怖がることなんかないよ。私といつも一緒でしょ？ねぇ、晴？」
おばあさん「あんた等・・・うちに哲学を語りに来たの？人間だの見えるだの。」
花「すいません・・・オレ今パニックで何を言われてるか分からないです・・・え？哲学？」
にょろ
マンジロウ「おっおい。芦屋の坊主、嬢ちゃん。」
花・A「(マンジロウ？)/(マンジロウさん)」
マンジロウ「お前等の気持ちはありがたい！だか兎にも角にも今はここを去ろう！指輪を早くポストへ！」
晴「マンジロウ。マンジロウという方に、その指輪をあなたに渡すよう頼まれました。」
おばあさん「マンジロウ・・？」
晴「・・・はい。その指輪はあなたにとって大切なものだと伺いました。」
ギュッ
A「大丈夫だよ。(ギュッ)」
晴「詳しくは申し上げられない上に、このようなことをして怪しく思われるのは分かっております。それでも、その指輪あなたの手元に置いて頂きたい。」
おばあさん「・・・・・・・・え？」
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りん - 楽しく読ませていただいております！続きを楽しみにしてます！頑張ってください！ (2018年12月3日 12時) (
レス) id: 0c78f933a2 (このIDを非表示/違反報告)
あいちゃむ(プロフ) - 秋ノ宮紅音さん» わー！ご報告ありがとうございます！ (2018年1月11日 23時) (レス) id: 859a3a0d54 (このIDを非表示/違反報告)
秋ノ宮紅音(プロフ) - 二次創作なので、オリジナルフラグを外した方がいいですよ！違反報告されます。 (2017年12月2日 17時) (携帯から) (レス) id: 665a044116 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あいちゃむ | 作成日時：2017年8月17日 22時
