＃183．ぼちぼち大切な夜 II ページ9
*
〈それから約一時間後……〉
安「……A、寝たな笑」
大「寝たな」
丸「案外早かったなぁ」
村「疲れてんやろ、寝かしとき」
「「…………」」
横「──頑張ったよな、みんな」
大「……今日？今日だけじゃなくて？」
横「ここ最近。ここ2年。頑張ったよ」
大「もうほんま辛かったぁ」
安「意味のある2年でしょうね」
横「10周年まで当たり前のように続くと思ってたやん。これでずっと俺ら毎年やって、おじいちゃんまで一緒におんねやって。こういう関係性でおるんやって」
丸「そう考えたらさ、Aちゃんほんましんどかったやろうな」
「「………」」
大「しんどいでは済まされんほどやったやろうな」
村「両方のグループで箝口令敷かれることがそれぞれあって、しかもその内容がめっちゃでっかいもんってなったら、俺もう、……抱えきれんと思うわ」
丸「もう壊れてまうで」
安「……強いよなぁ」
横「ほんで隠すん上手いからな、腹立つことに」
大「……Aちゃんさ、すばるくんに言うたんかな」
丸「なにを？嵐のこと？」
大「うん」
横「言うたって言いよったで。すばるも俺には寄越せへんのに、こいつにだけは連絡返してるみたいやし」
丸「言うたんや。まぁ言うかぁ」
大「すばるくん、なんて返したんやろ。てかどう思ったんやろ」
安「渋やんのことやから、深く掘り下げなさそうやけどな」
横「……なんか、ほんま頑張ったけど、頑張ってるけど、こいつ見てたらもっと頑張らなあかんなって思うねんな」
大「…もう脱退はやめような」
村「お前、逃亡すんねやろ？笑」
大「なんで俺逃亡するん笑」
安「逃亡せえへんの？」
大「逃亡せえへんわい」
丸「Aちゃんも引退説出たとき半ギレやったよな」
安「有る事無い事、今までも色々記事書かれてきたけど、これだけは許されへんかったんやろうな笑」
横「あいつ『すばるを出しに使うな』ってわざわざ俺んとこ記事見せてきてんwww」
村「ちゃんと否定のブログあげてたやん笑」
横「マネに絶対あげさせてくれって懇願してたで」
大「……その気持ちわかるわ」
「「www」」
『ん、、……あれ？』
安「あ、起きた」
村「ごめん、起こした？」
『……なんかみんな楽しそうに笑ってたぁ…』
安「ええ夢見てたんやな」
『ぅん……』
丸「また寝た笑」
「「「…………おやすみ」」」
*
Twitter in December 2019→←＃182．ぼちぼち大切な夜
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 158人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：r | 作成日時：2024年2月3日 18時
