＃187．and more...FINAL ページ14
*
〈挨拶〉
まずは、本日はご来場いただきありがとうございました。
………20年前の私に、20年後はこの景色が見られるよって
言ったとしても、絶対信じないだろうなって
そう思いながら今日、この場所に立っていました。
この20年。
ほんっとうに色々ありました。
………
………
………
みんなはさ、………
みんなは、……いつ、私を許してくれたのかな？
メンバーの横に立つことを
嵐の一員でいることを
事務所に入ったことを
後悔したことは一度もないけど
申し訳ないと思ったことは、沢山ありました。
「アイドルしたいなら他にも場所はある」
と言われたこともありました。
純粋に悔しいよね。
悔しいし、腹立つし、嵐に私はいらないって、
そう思われてることが嫌ほど分かった。
内輪だけで、みんなで嵐〜とか言っちゃって
仲間が、メンバーが認めてくれるのならそれでいいやって
思った時期もあったけど
それだけじゃ、やっていけないのが現実で。
ごめんね、私がいるせいで
って、思わない日はなかった。
実際、周りはそんな言葉で溢れていたし
そんな目を向けられていた。
だから、どうしても気になってしまうの。
みんなはいつ、私が嵐でいることを認めてくれたのかなって。
20年周年ツアーの最終日に話すことじゃないね笑
ごめんね。
でもさ、私、やっと思えるようになったの
ここに立てて良かった。
嵐で良かった。
この景色を、今隣にいる5人と見られて良かった。
今日があるのは、みんなのおかげであり
メンバーのおかげであり
あの日々のおかげでもある。
そう思います。
あの日々を過ごしてきたからこそ
今を心の底から大切にできる。
ほら、私、す〜ぐ調子に乗っちゃうから笑
……だからさ、ありがとうね。
今までの辛かったことも、楽しかったことも、
悔しかったことも、嬉しかったことも全部
全部含めて、嵐の瀬那Aとしての人生で
……そんな人生を歩めて本当に幸せでした。
これからもまだまだ突き進んでいくので
嵐を、嵐の瀬那Aを
どうか、よろしくお願いします。
ああ〜ほんっとに幸せ。
みんな、大好きです。
どんなときも支えてくれているファンの方々。
どんなときも隣にいてくれるメンバーたち。
みんな、本当にありがとう。
*
＃188．Twitter→←＃186．まったりRADIO III
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 158人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：r | 作成日時：2024年2月3日 18時
