＃42．ボクらの時代 ページ47
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〈今日のボクらの時代はこちらの3人〉
森川智之 × 神谷浩史 × 瀬那A
『お久しぶりです〜森川さん』
「久しぶりだね、ほんと」
『神谷さんとは最近お会いしてますけど、こうしてテレビでっていうのはなかなかありませんよね』
「ないね、ないけどどうしたの今日、やけに低姿勢」
『森川さんがいらっしゃるから』
「あぁ、そういうこと？テレビ用に作ってるのかと」
『作ってないわ笑』
「でもこの3人だけで話すっていうのは……初めて？」
「公の場では初めてですね、3人での共演はコレクターと、……しろくまだけ？」
『そうですね、……案外少ないね。プライベートでは飲みに行かせていただいてというのが結構多いですけれども』
「だからそんなに変な感じはしないね笑」
「……森川さんとAはいつからの付き合い？」
「初共演は96年だっけ？」
『はい。……共演、と言っていいのかという感じですけど…芸能界入った年だから私が中学二年？のときですね』
「Aがいきなり『森川さん、瀬那Aと申します。声のご指導していただけませんか！』って初対面で言ってきたときには、さすがにこの子すごいなってなったね」
「そんなこと言ったの？笑」
『本当失礼ですよね…すみません(笑)何の知識も技術もなく芸能界に入ったので不安はありましたし、何よりなんにも持っていない分、周りの方にご迷惑をおかけすることも多々ありまして。どうにかしないとって』
「それで森川さんに？」
『そう、先輩とかスタッフさんにお聞きして、森川さんが講師されてたというので、お願いしてみようと』
「デビュー前だったけど、もうすでにAは有名だったよね」
「紅一点って報道されてましたもんね」
「最初の勢いに、この子ならと思って個別で引き受けて。でも最初は香川から通いながら声優して、俳優して……それに加えてのレッスンだったから結構心配してた。でも要らなかったね、いい意味で裏切られたよ」
『あのときは必死だったので笑』
「お嬢の感覚はそのときから狂ってたのか」
『狂ってないwwwさすがにドラマと映画の撮影が入ると大変でしたけど、声のお仕事も少し携わらせていただくくらいでしたし』
「大変な時期はレッスン減らすこともあったけど、大体なんでもこなすんだよ、この子(笑)こう言っちゃなんだけど、今まで見た中で一番Aは育て甲斐なかった笑」
「『www』」
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作者名：r | 作成日時：2023年9月26日 18時
