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『出たよー』
kn「おー、じゃあ俺も課題終わったし入ってくるね」
『はーい』
そういいきんときは部屋を出てお風呂場へ行った。
何してよう、私のクラスは別に課題とかは出されてないからやることがない
うーん、テレビでも見るか
テレビをつけて、そのときちょうどやっていたバラエティー番組を見ながらきんときがお風呂から出てくるのを待った。
kn「Aー、」
『あ、おかえり〜』
きんときがお風呂から出てきたみたいだ。テレビ見てて全然気付かなかった。てかまだ髪少し濡れてるし、
ちゃんと乾かさなくてもさらさらなきんときの髪を見て少しむかっとする。
kn「A」
『ん？』
きんときがベットに座りながら私を呼ぶ。
kn「おいで」
『うん』
いつものようにきんときの膝の上にゆっくり座る
kn「ね、こっち見て？」
『恥ずかしい、』
何回もこの体勢はしているが慣れることはない。きんときの端正な顔が目と鼻の先にあるから当たり前だけど恥ずかし過ぎて毎回きんときの顔を見れない。
きんときはそれが少し気に食わなかったのか私の両頬を手で挟み自分の方へ向けさせ
kn「は、顔真っ赤」
そう、笑いながら言った
『しょ、しょうがないじゃん』
kn「可愛い、」
そういい、きんときは私に顔を近づけ、気付けば唇同士が重なっていた。
優しいけど少し長いキス
ただ触れるだけのキス、それがとても心地いい
ちゅ、と最後に少しリップ音をならし唇が離れていく
kn「、好きだよ、好き、愛してる」
少し顔が赤いきんときがそう優しく笑いながらいった。
『私も』
そういうとまたさっきみたいに少しむっとしていった
kn「ちゃんと言って」
『す、好き。大好き』
kn「誰が？」
きんときはこういうとき大分欲しがりだ
『きんときが大好きだよ、っ愛してる、』
kn「っ、あは、可愛い。もう、ほんと好き大好き。」
そういってきんときは私を強く抱き締めた。
恥ずかしいけどこの時間が私は大好きだ。お互いの気持ちを確かめあう、甘い、甘い時間。
ぎゅ、と私もきんときの背中にまわしていた手に力を込めた。
kn「絶対、離さないから。」
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作者名：凛 | 作成日時：2021年1月24日 14時
