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ぶるーくが帰ったあともまだ教室にいた。いつの間にか私1人になっていて、、
こういう時間は嫌でも思い出す。
きんときがあの人に笑いかけて、優しくしてるところ、
目頭が熱くなる、
考えたくないのに、頭から離れない、また前みたいに愛してほしい、
こんなこと考えてる自分が嫌になる
ぶるーくから愛をもらってるのに、きんときからも欲しがってるなんて
私はなんて傲慢な人間なんだろう、
それに、またあのときの、辛い顔をしたきんときが離れなくて、何か理由があったんじゃないかって、期待してしまう
何て、馬鹿だな、私
もう帰ろう、
また1人の家に帰らなくてはいけないけど
なんて思ってはまた涙が出てきたからぐいっと乱暴に目を擦って教室のドアを開けた
『っ、!?』
kn「、A?」
運がいいのか悪いのか、そこにはきんときがいた。
あぁ、何でこんなときに会っちゃったんだろう
kn「、何で泣いてるの」
『べ、つに。きんときには関係ないよ、』
これ以上一緒にいるとほんとに涙が出てきそうで、はやくこの場を立ち去りたかった。
kn「何にもないわけないでしょ、」
『なんでもない、よ』
優しくしないで、お願いだから、
頼ってしまう、から
kn「A、」
「きんときくん〜!!お待た、せ」
きんときが私に手を伸ばしかけているときに例のきんときの彼女がやってきた。
タイミング最悪すぎる
「その子、幼馴染みの、、?」
kn「あ、うん」
「ふーん、あ、そういえば駅前に新しいカフェ出来たんだって!はやくいこ?」
そういってその彼女はきんときの腕に自分の腕を絡み付ける、
『っ、じゃあ、!』
見たくない、見たくない、!!
kn「A!?」
「あれ、行っちゃった〜」
はやく、はやく2人が見えないところまで行きたい、
早足で廊下を歩く、
何であんなの見なきゃいけないの、何でこんな辛い思いしなきゃいけないの、
もう何も見たくない、
早歩きでずっと歩いていたらいつの間にか家についた。
2階にある自分の部屋に行き、バッグをそこら辺に投げてベットに身を投げた
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作者名:凛 | 作成日時:2021年1月24日 14時