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紫耀side
廉「紫耀........俺な.......紫耀.......お前..................何で泣いてるん」
紫「え？...........俺.........................何でかな.........勝手に涙が.........ごめっ」
自分が泣いてることに、言われてはじめて気付いた................。
涙をとめたいのにとまらない..................。
驚いたように目を見開いて、俺を見つめる廉に謝って、いそいで涙を拭う。
失いたくない..................。
離れたくない...................。
誰にも渡したくない.................。
紫「ごめんな.............俺やっぱり.......聞きたっ」
聞きたくない。
そう言おうとしたのに..............。
いきなり、抱きついてきた廉に、俺は驚いて言葉を飲み込んだ。
廉「紫耀.......紫耀。俺な............紫耀のことが大好き」
紫「！！！..............へ？」
廉「な............何なんその顔」
廉からの思ってもいなかった告白に、思わず間抜けな顔になる。
廉「...................もう俺のこと好きやなくなったん？」
紫「えっ！？違う！だって廉は岸くんと」
不安そうに揺れる廉の瞳に、慌てて否定する。
廉「優太？優太がどうかしたん？」
不思議そうに首を傾げる廉。
紫「えっ！いやっだって廉は本当は岸くんのことが好きだったんでしょ？」
廉「はァ？なんで？確かに優太のことは好きやけど、それと紫耀に対する好きは全然違うで？」
紫「だって、俺が告白した時、ずっと迷ってたし」
ずっと、返事を待ってた。
待ちきれなくて、押し切った形になったのを、ずっと後悔してた。
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舞姫(プロフ) - yukishi1210様嬉しいお言葉ありがとうございます！更新ゆっくりですが、引き続きよろしくお願い致しますm(_ _)m (2019年8月5日 7時) (
レス) id: 9140e1d779 (このIDを非表示/違反報告)
yukishi1210(プロフ) - 最高に面白いです！！いつも楽しみにしてます！ (2019年8月4日 23時) (レス) id: 702a661d5a (このIDを非表示/違反報告)
舞姫(プロフ) - ななっちー様。ありがとうございますm(_ _)m (2019年7月21日 20時) (レス) id: 9140e1d779 (このIDを非表示/違反報告)
ななっちー(プロフ) - お話とても面白いです！続き待ってます！ (2019年7月21日 19時) (レス) id: c8d03dec19 (このIDを非表示/違反報告)
舞姫(プロフ) - ありがとうございますm(_ _)mなおしました！ (2019年7月21日 14時) (レス) id: 9140e1d779 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：舞姫 | 作者ホームページ：http://maki0317
作成日時：2019年7月21日 11時
