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179.彼女2日目 ページ22
____翌朝。
「ふあぁぁあぁあああ…っ」
よく寝た。
んーッて布団の中で寝たまま伸びをして目をパチっと開けると、
天井が高い。
ベッドが広い。
部屋がいい匂い。
あー、快適。
休みだし、もう少し寝よっと♪
ゴロンと寝返りをうつ。
………
ん？
ここは何処だ？
時間差で気づく。
「ああっ！！」
そうだ！
昨夜は社長と一緒に寝て…
て、あれ！？
社長がいない！
全てを思い出し、
社長がいたはずの隣を見ると
そこはもぬけの殻。
時計を見ればもう10時過ぎ。
しまったぁー！
彼女2日目にして早速遅刻だぁー！
慌ててリビングへ行くと
大きなソファーの上で小さく丸くなってる社長が。
あれ？まだ寝てるのかな？
そろ〜り近づいて顔を覗くと
スゥスゥ寝息を立てている。
やっぱり可愛いなー。
黙ってれば恐ろしいくらい可愛い生き物よ、社長さんよ。
しかし、なんでこんなトコで寝てんの？
ぐるるるるるる…
社長を見つめてたらお腹の音が鳴った。
結構大きめな音だったけど
全く起きない社長。
お腹空いたし社長が起きた時に食べれるよう朝ごはんでも用意しよっかな？
そう思って
勝手に使っていいよと言われていた冷蔵庫を開けてみた。
ほほーう。
結構充実してますな。
うちのビールかチューハイがスペースの半分を占めてる冷蔵庫とは大違い。
そして卵を手に取り
思いついたメニューはオムライス。
社長、オムライス好きかな？
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作者名：ミイチゴ
| 作成日時：2017年3月18日 14時
