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第一話 果てなき荒野 ページ2
キーンコーンカーンコーン キーンコーンカーンコーン
『あ〜！やっと終わった〜』
「おつ〜w今日も一緒に帰ろうぜ、A！」
『おう！』
中学3年生の1月、受験まであと1か月。
俺、幸平Aはふつーの中学に通うDC。
いつものように幼馴染4人で下校中、やっぱりこの話題になるわけで…
「長かった中学校生活ももう終わりね〜」
倉瀬「だね〜みんな高校受験で切羽詰まってる感じだよね」
「そりゃそうだよ、ていうかAさっき先生に呼ばれてたけどどうした？」
『え？あぁ、高校の話だよ』
倉瀬「そういえばAくんってどこの高校にいくの？」
「Aも一緒でしょ？馬鹿なんだから、」
『ん、違うよ』
「まじ！？どこ行くの？」
『遠月学園、遠月茶寮料理学園。俺そこでてっぺん獲ってくる』
この物語は元遠月・十傑第一席の祖父、父を持つ少年
幸平Aが同じく第一席を目指す物語……
続く
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作者名：涼。 | 作成日時：2018年12月2日 22時
