ス ト レ ー ト ア リ オ カ ( Daiki.A )

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有岡「Aちゃん助手席乗ってて？




俺、こいつのチャイルドシート出してくる。」









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大ちゃんが車のトランクを開けてチャイルドシートを出していると、涼介くんが私のところにトコトコと近寄ってきてくれた。









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『涼介くん、何歳？』









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私は、涼介くんの目線に合わせやすいようにしゃがむと、涼介くんは指で3を表してくれた。









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涼介「ぼくもね、おねーさんのこと





Aちゃんってよびたい！」









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『いいよっ、涼介くん！』









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私が縦に頷くと、涼介くんは嬉しそうに優しく私に抱きついてきてくれた。









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『みてっ、みて！大ちゃん！






涼介くんがぎゅーしてくれたの！』









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私が大声で大ちゃんを呼ぶと、「ん？」と声を出してこっちを向いてくれた。









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有岡「ふはっ、




涼介、すっかりAちゃんのトリコだな！









俺の恋のライバルか？(笑)」









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大ちゃんがそう言うと私たちは笑いあって涼介くんをぎゅっと抱きしめ返した。









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