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あれは何年前だろうか。
中学2年生になった頃__________
慎太郎「は?A?」
友「めっちゃ可愛い超好き」
慎太郎「やめとけ!まじ家では、やばいから」
最近異様にモテ始めた。
俺の幼馴染
登下校が一緒でみんな俺の幼馴染ってことは知っている。
だからかみんな俺にこぞってきいてくる。
付き合ってないよね?
って
自分の気持ちに気づいたのは
小さなことがきっかけだった。
仕事が終わって帰ってくる途中
19時ごろ
俺の前を歩く男女。
気にもとめてなかったのに俺の家の手前側にある
Aの家に入って行った。
え、だれ?
A家の玄関の前で2人が楽しそうに話して
"またね"って男が帰るとこだった。
『あ、たろちゃん、おかえり』
「ただいま」
「どーも」
相手の男は会釈だけして門を通って帰っていく。
じゃーね!ってAも家の中に入っていくから
慌てて追いかけた。
「ちょっと待ってよ」
『なにー?』
靴を脱いで自分の部屋まで階段で上がっていく彼女
「A!あいつだれ!?」
『誰って先輩!部活の』
そう言いながら耳についたイヤリングを外してる
「ねぇーもしかして、化粧してる?」
『えへへ。わかる?ちょっとだけ』
「そんなおしゃれしてなにしてたの?」
『みんなで遊びに行っただけだよ』
「どこに?」
『どーしたの?おこってる?』
「別に怒ってはないけど」
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作者名:唯音 | 作成日時:2023年2月15日 20時