最大級のラブレター (ページ40)

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「あの日Aの別れたいを受け入れたこと」

「俺やっぱりずっと後悔してる」

『たろ、、私多分そろそろ、、、だから』

「A諦めんな」

最近よく思う。

もうそろそろだろうなって。

だって食べれてないのに

こんなに苦しくて

もう闘う体力ないだろうなって。

だからママによく言うの。

親不孝でごめんね。って

なにいってんのってよく言われるけど

でもほんとママも大変なのに

離れてる病院まで来てくれて。

大変な思いさせてるのかなって…

それに

なんか、そうなってもいいかなって

なんてそう思ってしまってる自分もいる

生きたいって気力がもう湧かないの

『私、今までの人生に後悔ないの』

『ずっと幸せだったから、たろがずっとそばにいてくれたから』

「これからも俺と一緒に生きてくれない？」

「俺の最後のわがまま聞いてよ」

『なに？』

「生きて、そんなふうに生きることを諦めないでほしい」

『じゃー私のわがままも聞いてよ』

「うん」

『たまにで良いから、、会いに、、来て、、、』

そしたら頑張れる気がするの。

自分のためなんて生きる気がしなかった。

過去を思い出して幸せな思い出ばかりだったから

なんかもう良いかなって。

でも、たろちゃんのためなら

たろちゃんにそんな涙を浮かべた目で

生きてって言われたら

生きるしかないって生きたいってそう思った。

忙しいのはわかってる。

でも、頑張るから闘うから

来ないでって言っといて虫がいいけど

たろちゃんの顔が見たい。

わたし、それだけで頑張れるみたい。

「おやすいごよう！」

そう言って目を細めてたろちゃんは笑った。

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