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『いらっしゃいませ〜』
『あ、たろちゃん!』
「暇だったから〜」
『こんにちははじめまして!』
知ってる人は知ってる程度の僕たちのために
端っこの目立たない席に通してくれた。
「おすすめ何?」
『これ人気だよ』
みんなそれぞれ頼んでAが
カウンターの方へと消えていく。
樹「慎太郎の彼女かわいい」
大我「樹のタイプじゃなくない?」
樹「世間的な話だよ」
北斗「美人だよね」
樹「あれ惚れた?」
北斗「まさか(笑)」
大我「慎太郎そんな怒んなよ(笑)」
「怒ってない」
樹「顔にですぎ」
パッと見てバイトはAを含めた4人
男2人に女2人
髪が明るいから大学生だと思う。
なんでこんなバランスよく2.2なんだよ。
自分でもわかるくらいイライラしちゃって
落ち着けってきょもに言われる。
わかってる。だけどさ。
カウンターの奥で楽しそうに笑ってる
Aと知らない男を見ると腹が立つ。
バイトすることも
大学生がいることも
男がいることも
ちゃんと聞いてたから
別にAが悪いわけじゃない
ただ自分の問題で。
『お待たせしました〜』
樹「ありがとう〜」
『たろちゃんどうした?』
「ん?なにが?」
『なんか怒ってる?』
「怒ってないよ」
?「Aちゃん俊介さんが呼んでる」
『あーありがとう』
『ごめん。行かなきゃ!ごゆっくり!』
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作者名:唯音 | 作成日時:2023年1月10日 17時