７人目は、元ヤンガール

第４５話 ページ46

リクエスト了解でやんす。

ありがとうでやんす。

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くるみside

どうしてこうなった…


事の発端は一つの飴玉。

私が朝起きたら、テーブルの上に飴玉が一粒置いてあったんだ。

小さな瓶の中に。

水色で、すごく綺麗だった。

思わず見惚れてしまうようなそんな飴。


見覚えもないし、普段の私だったら即捨てただろう。

けど、寝ぼけていた私は瓶から飴玉を取り出し口の中に放り込んだ。

今考えてみれば、なんでそんなことしたんだろ…

危なすぎるだろ…

その瞬間、急な眠気が襲ってきたので、私はソファにダイブ。

寝落ちた。

ーーー

目が覚めたら、体が縮んでしまっていた。

ソファから首を起こすと、いつもよりも服にゆとりがあった。

なんだ？と思い立ち上がると、ソファから足が床に届かない。

ズボンは脱げてしまい、パーカーがワンピースみたいになった。

これ…縮んでる？

私はダッシュで鏡の前に。

写っていたのは、昔の私にそっくりの幼女。

５歳くらいかな。

私にそっくり、とは言わないな。

だって、私だし。


まぁ阿笠博士の助言で姿を隠すこともなく、私は即、なーくんに電話した。

くるみ「…来て。」

私が誰かを電話で呼び寄せることなんてない。

というか、私が誰かに自分から電話をかけることなんてめったにないので、

なーくんはよほどの危機を感じてくれたのか、「今すぐ行く！」と言ってくれた。

ついでにメンバー全員に声をかけてくれるとのこと。

私からすれば、迷惑。

こんな姿見せられたもんじゃない。


なんか、すごく大変なことになったような気がする…

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