6分の１の裏切り者

第三話　『凶器配布、信じられん』 ページ4

ジェルSide

俺たちは一旦各自の部屋に別れた。

各部屋は2階なんや。

俺は奥から2番目の部屋のドアを開ける。

部屋には小さめなベッドと机。

机の上にはパソコン等の機材が諸々置かれていた。

ジェル「動画投稿はしっかりしろ言うんか…w」

思わず苦笑いがこぼれてしもうた。

そして壁にはスピーカーと防犯カメラ。

２４時間見張られっぱなしってことやな。


そしてもう一つ、机の上に大分大きめな箱を見つけた。

ジェル「なんや、これ。」

開けてみると手紙と____が入っていた。

ジェル「ッ…」

絶句してからようやっと現実を受け止める。

そうや、手紙。

俺は便箋に入れられた手紙を焦りながら開ける。




『今回のデスゲームでは、メンバー同士での殺し合いも許可いたします。

各自に配られた違う武器を使って殺し合いをぜひとも楽しんでください。

使い方も同封しております。

おっと、それぞれどんな武器が配布されていたかは、内緒で行ってください。』




たった４行の短い手紙に俺は何回も目を通した。

ジェル「ウソやろ…」

殺し合いを許可するて…

ほんまのデスゲームやんか…

じゃあ、俺の____も本物…

恐ろしいゲーム考えたな、裏切り者…

一体誰なんや…


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NOSide

一方その頃の他のメンバーの様子も覗いてみよう。


莉犬「___？スゲっ。」


るぅと「__ですか…」


ころん「__。初めて触ったわ。」


さとみ「__とかwこんなの映画の世界だろw」


ななもり。「他のみんなのが気になるな…」




さて、裏切り者は、誰でしょ？

第四話 　『いきなり分裂！？グループの危機！？』→←第二話　『悪魔の報告、ゲームスタート』

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