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女の子side
るぅとくん…。
怯えちゃって、可愛いなぁ…。
今日のために私がどれだけ綿密に準備してきたか、きっと君は知らない。
今までも何回も見守ってきたんだよ？
帰りが危なくないように。
君の可愛い瞬間をいつだって写真におさめてきたし。
いつの日かは、君の捨てたジュースのペットボトルをゴミ箱から出して家に持ち帰ったんだよ？
ポタリと滴る私の血液が君の目前に落ちた。
カッターを逆手に持つ。
『私と一緒に死のぉよ…♪
ね、大好き。るぅとくん』
私には、るぅとくんしかいないんだから。
震える彼を無理矢理立たせて壁にもたせかける。
壁ドン、みたいな状況かな。
持っていたカバンをそっと地面に置くと、つけていたアクキーがカシャリと乾いた音を立てた。
る「っあっ、あのっ、ちょ、待っ…」
もう、止まんない。
もう、止まれない。
もう、分かんない。
もう、我慢しない。
カッターを、振り上げた。
るぅとside
信じられない力で壁に押し付けられ、僕は腰が抜けて抵抗できない。
やめて、と一応か細い声は出しているものの、きっと彼女には届いていない。
しかしこんな状況でも、ギラついているようでどこか物悲しく、虚無を悟ったかのようにも見える彼女の瞳に目を奪われた自分がいた。
ふと、うつむいていた彼女が顔をあげた。
慌てて目を反らすと、彼女がカッターを逆手に持っているのが見えた。
ヤバい。
本能でそう感じる。
このままでは刺される。
精神の不安定な彼女が相手だ、一歩間違えれば死の底に落ちかねない。
『っあっ、あのっ、ちょ、待っ…』
ようやく出したそのまともな声は、どうやら彼女には逆効果だったようで。
カッターは振り上げられた。
次の瞬間、フィッという空を切る音と、熱い衝撃を感じた。
痛さより熱さが勝って、一瞬何が起きたか分からなくなる。
視線を落とすと自分の腕が僅かに切れ、その横にはちょっと信じられない光景があった。
今日は、信じらんないことばっかだなぁ。
呼吸が苦しくなるのを感じる。
自身の腹に刺さったカッターナイフを見つめることも、やがてままならなくなった。
？「っおい！るぅ…！お……だ…っ！……おい！る……と！大……か…」
あ…誰……？
聞き覚えのある心地良い声。
安堵もあって、僕はそこで意識を切り離した。
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あたおか星人 - 自信0%さん» コメントありがとうございます´ `*リクエストいつでも受け付けてますよ！闇落ちですね、了解しました！遅くなってしまったらすみません…。男性に近い方なんですね！把握です！自分に対してってなかなか自信持てないですよね…(黙れ) (2021年5月16日 22時) (
レス) id: 0a2ba83602 (このIDを非表示/違反報告)
自信0% - 多分、僕は男に近いと思います。よくわからないですけど。それでお願いなんですけど、もしリクエスト終わってなかったら、ころんくんの病み落ち書いてください (2021年5月14日 1時) (レス) id: 3d2318e663 (このIDを非表示/違反報告)
きゅうふ*脳逝農園 - テスト終わったー！！！！！ うれしー！！！ あと、、、あたちゃんのほうが絶対かわいいでー´ `* (2021年3月1日 0時) (レス) id: f3c742e4c9 (このIDを非表示/違反報告)
あたおか星人 - 柚葉さん» 柚葉ありがとうT Tいつか相談するかもしれないかもしれなくもなくなくもない！(?)まぁ今が最終話で多分今日続編いくけどw (2021年2月28日 23時) (レス) id: 0a2ba83602 (このIDを非表示/違反報告)
あたおか星人 - チョコさん» わぁあありがとうございます><コメントしてくれたのとても嬉しいですっ！ぜひこれから沢山絡んでくださいね！呼び方は、なんなら呼び捨てでw (2021年2月28日 23時) (レス) id: 0a2ba83602 (このIDを非表示/違反報告)
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