グレてる君と裏切られそうだった生徒会書記の物語【BL】【短編】

18話 ページ19

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「これで俺はお前といられるし、あいつらともいっしょにいれる。あいつらと、一番は…お前がいいって言うならだけどな。」


「それは…きっとみんないいって言うよ!」


座っていたころんは怪我の痛みも気にせずに立ち上がった


…甘いなぁ

甘いし、優しい


俺はこんな汚れてて、見にくい人間なのに



「そんなの分かんねぇだろ。…こんなことしたんだから拒否されて当然のはずだし、はじめはこっちから切った仲だ。」

「絶対大丈夫だよ!!」

「っていうか、そもそもなんであんな簡単な説明だけでついてきたんだよ!!適当な嘘つかれただけであんなこと言ったやつなんだから何されるか分かんねぇんだぞ!!」



「それはっ…そう、だけど。僕は、さとみくんとちゃんと話したかったから。」




「そんなん、馬鹿だろ、お前……。」

「んなっ!馬鹿じゃないし!」





馬鹿だよ…

警戒心なさすぎだろ


話したいにしても怪我してるときはやめとけってまじで



「あっ、そうだ。さっきの話で質問があるんだけど…。」

「…ん、なんだ?」

「さっきの話だと取引が成立したのは昨日の夜だよね。じゃあなんで、朝無視したの?学校では順序を追ってたとか言ってたけど、何もやることないよね?…嫌だけど、ホントは嫌いなら正直に言っていいんだよ?さとみくんに無理はさせらr」

「それはない!それは、ないから…。」


朝のは…違うんだよな…



「ころん、お前は…警戒心がなさすぎる。なんで朝、俺がお前を避けたと思う。なんでただ少し絡んだだけの本当だったらどうでもいいやつを自分より圧倒的に強い人間に'近づくな'って威嚇されて'守りたい'だなんて取引に持ち込んだと思う。」



「や…、わかんないよ。」






「全部、お前に惚れたからだよ。」



そう言って俺はお前を床に押し倒した




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何一つ心配はいりません

この作品は何歳でも読める恋愛小説です

これからの展開にこうご期待!!

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