グレてる君と裏切られそうだった生徒会書記の物語【BL】【短編】

10話 ページ11

こっから、BL要素入ります。

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ころんside




「ついたー！」

「はぁはぁ、疲れた。なんでお前疲れてないんだよ···。」


るぅと会長に助けてもらいながらも、学校についた

るぅと会長は疲れてるみたい、知らんけど


「あっ、いた！何があったの？るぅちゃんが遅刻なんて珍しいじゃん。」

「えっ、僕は？」

「何でもないですよ。」


え、何？スルー？僕のことスルー？

まぁいいや


「早く教室行きましょ！会長も、なーくんも！」

『ちょっ、速いって！』


なんか言われた気がするけど···気のせいか


校舎に入り廊下を歩い(走っ)ていると

廊下の突き当りのところにさとみ君らしき人物がいるのが見えた


「さとみく〜ん！」


「‥‥。」


さとみ君らしき人は此方に応えることは無く

突き当りを曲がっていった

心無しか耳が赤かったような気もするが気のせいだろう



「さとみくん?」

「さとみくんいたの?」


2人の問いかけに頷く


「でも反応がなかったってことはやっぱ違う人だったんじゃないんですか?」

「いや、さとみくんはこっちとの交流を避けてるから、呼びかけても答えないと思うよ。話をするならどうにかしてさとみくんが逃げ出せない状況を作らないと。」


「そっ、か……。」



やっぱ無理なのかな…



「いや、諦めない、絶対に。」


「また7人でお弁当食べたいもんね。」

「うん!」


「じゃあそのときは僕がみんなの分のお弁当作ってあげますよ。」

「おっ!それは楽しみだね〜。」


るぅと会長のお弁当か…

みんなで食べたらもっと美味しくなるんだろうな!






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