せんせいにみられた【ジ.ェ.ル】

秘密37日目 ページ40

かなでside





朝、目が覚めると







『…！？せ、せんせっ…！？』







目の前に先生のお顔が。









めっちゃ良い匂いするし







状況把握ができない








しばらくじっとしていると







「んぅ…」








可愛いなおい()









「…あ、もう起きてたんか」







『おはよーございます』






「うん、おはよう」








先生が少し眠たそうな目をしている







『…今日学校休みですからゆっくりして下さい』









「あ、今日学校休みか」








『運動会明けなんで』







「じゃあ今日はご褒美もらい放題や〜」









そう言って私の頭を先生の胸に押し付ける







『うっ…痛い…』








「ほんまに良い匂いするなぁ」







『昨日寝ちゃったんでお風呂入れてませんけど』









後でシャワーだけでも浴びさせていただこう









「明日は？」








『振替休日です。全く…先生も少しは把握しておいて下さいよ』









ちょうどその時、机に置いていた私のスマホが振動した









「メッセージや」








『勝手にみないでください』









スマホを開くと









《ご飯作りなさい。早く帰ってきて》







と、理不尽なメールが届いていた

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