せんせいにみられた【ジ.ェ.ル】

秘密21日目 ページ24

かなでside







そして１５０ｍ走が始まった








ジェル先生と莉犬達はクラス席からこっちを見ていた









前の何人かが走って行って私の番が来た









パァンという音と共に走り出す









え、速くない！？






なんで君たちここなの！？






リレーの方が向いてるよ！！







と、心で突っ込みながら一生懸命足を動かす








あともう少しだ！！









というところで右足を少し捻った






まぁ、大丈夫大丈夫。









何とかゴールして退場する








最下位だけど







走りきったし偉い偉い









すると莉犬たちがやってくる








「かなで！お疲れ様です！」





「おつかれ！」




「はい、さっき買っといたよ」






ころちゃんから冷えたドリンクをもらった








『ありがとっ！』







3人と一緒に戻ると私の椅子に座っている先生








『せんせー…？』








「お、お疲れ白濱。」








「かなでよく頑張ったね！」






莉犬が頭をぽんぽんと撫でる









「白濱、ここ座り」








先生は自分の隣の席を指差す







「は！？なんでそこなの！」







ころちゃんが何故か反論する








すると先生は私の足を見て








「白濱が怪我してんの気づかんかったんか？」








と言った

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