踊り手が歌い手のMVに出演することになりました【stxxx】

6日目ー4 ページ24

『きみ、私やっぱり無かったことにしたくない』

きみ『私は今までAが踊り手の活動を死ぬ気で頑張ってるのを知ってる。でもすとぷりが素敵な人達って事も知ってる』

『うん…』

きみ『Aが笑顔でいられる方が私は良い』

『うん、ありがとう』

きみ『いーよ、相手がすとぷりじゃなかったら即反対だったわ笑』

私ときみで恭子をどうにかしよう作戦をたてることにした

その時だった

ﾋﾟｺﾝｯ

ななもりさんからかな…？

ななもりAちゃん、もう俺たちと会えないってどういう事?それに、あの踊ってみたの新作、何か意味があるんだよね?

さすがままもりさん…

Aごめんなさい、私やっぱりすとぷりの皆さんと一緒にいたいです。

Aでも私が一緒にいることですとぷりの皆さんを危ない目に合わせたくないんです

やっぱりみんなに会いたい

せめて声だけでも聞きたい

きみ『電話してみたら？』

『うん…』

私からは電話をかける勇気が出ず、きみがかけてくれた

ななもり『もしもし、ななもりです』

きみ『もしもし、Aの友人のきみ、と言います。今お時間よろしいでしょうか？』

ななもり『きみさん…あ！オーディションでAちゃんが言ってた友達さんか！』

きみ『あ！そうですそうです！』

なんだかんだ？意気投合しちゃってる2人。

きみ『あの、Aがみなさんの声を聞きたいらしいのでかわりますね』

ななもり『きみさん、ありがとう』

きみは頬を真っ赤にしながら私にかわった

『もしもしかわりました、Aです…』

ななもり『大丈夫？って…な訳ないか。ごめん』

『いえいえ、大丈夫です！』

ななもり『最近落ち込んでいるように見えたから心配だった…』

最近と言っても最後に直接会ったのは元気な時だし

『勝手な事ばかりして本当にすみません、でも本当の事を話したくて…』

私はこれが恭子の仕業であると打ち明けることにした

どう思われたって良い。

これが今の私の気持ち


でもななもりさんから帰ってきた返事は意外なものだった

ななもりやっぱりね…

え？

ななもりやっぱり怪しいと思ってたんだよね、あの子




今回あまりすとぷり出てこなくてすいません！

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