検索窓
今日:3 hit、昨日:1 hit、合計:284,639 hit

#2 ページ6

.




ー Side るぅと ー





ころちゃんが不機嫌です。




ころん「遅い!」



今日は子供組のリハーサルで、ころちゃんと莉犬と一緒にさくりちゃんの大学に来た。

でもそのさくりちゃんが来ません。



いつもなら連絡したらすぐ来るのに…。




莉犬「何かあったとかじゃないよね?」

ころん「っ…、大学の中って勝手に入っていいの!?」

るぅと「ここの大学は一般の人でも食堂行けたりするみたいですけど…、あ!」

ころん「何!?」





るぅと「さくりちゃん…、困ってる?」



本当にさくりちゃんがいないのか、座っていたベンチから立ち上がってキョロキョロしていたら、少し遠くの方でさくりちゃんを見つけた。


別の女の子と一緒にいるけど、友達ではなさそう。




絡まれてるって感じがする。





莉犬「どうしたんだろう、大丈夫かな?」

ころん「…あの子アクキーつけてない?バッグに」




あ、本当だ。

よく目を凝らして見たら緑の髪が特徴のさくりちゃんのアクキーがぶら下げてあった。




これで僕達はわかった。


リスナーさんにバレちゃったんだって。





莉犬「どうしようどうやって助ける?」

るぅと「でも、顔を知ってるってことだよね」

ころん「僕達も知ってたら尚更やばい気がする」





何かいい案があればすぐ助けてあげたいけど。




うーん、と3人で考えてみても何も思いつかない。






莉犬「わかった!!これはもう突き通すしかない!!るぅとくん!!!」


るぅと「え?」



莉犬「るぅちゃんが一番服装が無難!身長も普通!この作戦でいこう!」






そうして知らされた作戦は、僕にはなかなかハードな作戦だった。



できるかなぁ…。

#3→←☆学校で一大事!



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (157 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
966人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ひーりん。 | 作成日時:2019年7月20日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。