多忙の夏 ページ44
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今日は学校終わりにるぅちゃんの家で一緒に作業があってやっていた。
音楽関係はやっぱり頼りになるよね。
るぅと「あ、ころちゃんが暇だから遊びに行っていい?って」
『んー、うん!もう大体終わったし3人で遊ぼ』
るぅちゃんは嬉しそうにニコニコしながら、ころちゃんに返信していた。
毎日のように会っているはずなのに、メンバーと会うのは嬉しいものなんだよね。
すとぷりってやっぱ最高だなぁ。
ころん「よっ」
るぅと「何で来たんですか」
ころん「はぁ!?」
いや、ツンデレか?
なんて私も人のこと言えないけども。
るぅと「さくりちゃんと2人きりだったのに」
ころん「いいですよって言ったのるぅちゃんでしょ!」
まぁ、何だかんだ仲良しだからいいか。
放っておこう。
2人のじゃれ合いを聞きながら、来ていたラインを返すことにした。
[ 今年の夏は海水浴行かない!? ]
[ お、いいじゃん ]
[ 去年は祭りしか行ってないしなー ]
それは大学でいつも連むあのいつメンとのライングループ。
うわー、どうしよう。
去年は時間空けられたけど、今年は夏ツアーもあって声優としての仕事もあって...って絶対無理じゃん。
どこか8月の1日くらい空けられるかな...。
るぅと「どうしたの?そんな困った顔して」
『あれ?』
悩んでいる間に2人のじゃれ合いは終わっていて、私の方に戻ってきていた。
『いやー、友達と海水浴行くかって話になっちゃって。8月絶対空いてないじゃん?』
るぅと「さくりちゃんは特にそうだね」
『はぁ、断るかぁ』
断るとしつこいんだよなぁ。
バイトもしてない人間が夏休みで1日も空いてないなんて、絶対ありえないだろうし。
まぁ、でも断るしかないね。
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作者名:ひーりん。 | 作成日時:2019年6月5日 21時