☆ストーカーの正体 ページ27
.
( ☆リクエスト )
あのあと、落ち着いた私はレコーディングをしてみんなで私の家に来た。
案の定今日も入っていた手紙と、今までの手紙をみんなに見せたらそれはもうすごい顔をしてたよ。
リスナーには見せられないね。
さとみ「俺の方が絶対いいラブレターさくに書ける」
莉犬「そこ意地張るところじゃないから!」
ななもり「うーん...、とりあえず警察に相談しに行こう。何があるかわからないし」
そうして翌日。
私はなーくんと病院に行って警察にも行った。
さすがなーくんだったよ、本当に頼りになる。
最後もきっちり私を家まで送ってくれた。
ななもり「ごめんね。このあと用事があるから」
『大丈夫だよ』
るぅと「あっ、遅くなりました!」
『るぅちゃん?』
ななもり「うん。るぅちゃんが今日家にいてくれるから」
るぅちゃん今絶対忙しいじゃん。
それなのに来てくれたんだ。
ありがたいけど申し訳ないな。
なーくんとは手を振って別れて、るぅちゃんと家に入った。
一緒にご飯を食べて一緒にテレビを観て。
共通の趣味でもある音楽の話をして。
こんなに何も考えずに話すのは久々だ。
『るぅちゃん、今日はありがとう』
るぅと「どういたしまして!明日大学まで送るっていうのを全うするまでいるよ」
『えっ、そこまで』
るぅと「当たり前でしょ?警察は頼りないし」
『裏るぅとだ...』
るぅと「それくらいさくりちゃんが大切なんだよ」
こんなに可愛い声をしていて、可愛いと言われまくるるぅちゃんでも、すごくしっかりしてて頼もしい。
『ありがとう』
るぅと「今日は僕がいるから安心して寝てね」
安心して寝れそうだよ。
るぅと「おやすみなさい」
『おやすみ』
871人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「すとぷり」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ひーりん。 | 作成日時:2019年6月5日 21時