すとぷりのお姫様は愛されている！４

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カメラ放送も残りわずかとなった。

7月上旬のフルアルバムと夏ツアーの決定も放送できちんと告知できて、今はメンバーの想いを聞いている。




ころちゃんから始まったメッセージは、最初から泣きそうになるもので。


だってころちゃんが泣くんだもん。
つられて泣いちゃうよ。



ななもり「じゃあ次さくちゃん！」

『はい』



気づけばなーくん前の挨拶。

涙でボロボロで声も震えてるけど、伝えるものは伝えたい。




『まずはお疲れ様でした！この8日間ずっと誰かが放送してて、みんなが近くにいるなって思って私も安心してました。ネット活動ってこういうところがいいなって思うけど、傷つけられることも多くて。

簡単に発信されてしまうから、普通に生きていたら言われないようなことを言われた。趣味程度に活動してたはずなのに、その趣味で傷つけられてしまって。...あ、もう苦しいしつらいしこんなの嫌だって。...うん、すとぷりに入ってからはそう思ってしまいました。

でも、それを救うのはいつもここにいる人達で。なーくんがね、いつも優しいんだ。つらいことを気づいてくれる。なーくんだって絶対つらいのに。もうっ、迷惑しかかけてなくて。...あ、だめだ』



伝えようと思っても詰まる喉。

のくせに止まらない涙。





でも、感謝を伝えたいんだ。





いつも守ってくれるさとちゃん。
同い年の安心感があるるぅちゃんと莉犬くん。
いつも優しくて笑顔をくれるジェルくん。
本当は優しくてすごくいい人なころちゃん。




『同じグループになれてよかった。この6人じゃなかったらこんなにつらい思いしてまでここにいなかったと思う。リスナーにも感謝しています。こんな私を見てくれてありがとう』



途切れ途切れになりながら話した言葉は、みんなに伝わったのかな。



［ さくちゃんに会えてよかった！ ］
［ この7人ですとぷりです！！ ］




ななもり「すとぷりにいてくれてありがとう。本音を隠すさくちゃんだけど、出会った頃より心を開いてくれて、少しずつ言えるようになって、俺達は最高に嬉しいです。ありがとう！もっと頼ってね！」


『ふえ、なーくんんん』



乙女みたいな泣き方をしてしまいながら、なーくんの温かい言葉がすっと入った。





この6人に会えて、私のことを好きでいてくれるリスナーに会えて本当に、本当によかった。




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ーリクエストー
カメラ枠の放送

リクエストありがとうございました！

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