動揺 ページ46
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ー Side ころん ー
さくの元彼の存在を知っただけでも、この嫌な感情を持つのをやめてしまいたい。
元彼なんてどうでもいいだろ!って思ってる僕と、さくと付き合えた男がいるという事に悔しさを覚えて嫉妬する僕。
『あ、安心して。過去のことで炎上したりとかしないから。変なことしてないし、別れるときもすとぷりの存在も言ってないし、活動自体言ってない』
どんなやつだったんだろ。
僕と同い年って言ってた。
さくの隣に並べるような高身長イケメン?
3年も付き合ってたぽいし、優しくて包容力のある感じ?
僕と出会った頃には彼氏いたんだと思うと、僕が精一杯アピールしてたのは無駄で笑える。
僕以外のすとぷりメンバーも、滅多にないさくの元彼話に質問攻めしてるくせに、動揺を隠せてない。
こういう話しないし。
さとみ「おーい。ころん?死んだの?」
ころん「勝手に殺さないで」
さとみ「気持ちはわかるけどしゃべらなさすぎだろ (笑) 」
どうせ僕じゃ釣り合わねぇよ。
でも諦められる気もしない。
『いや〜、ここまで気にしてくれるなんて!みんなそんなに私のこと好きなのか〜!』
ころん「調子乗んなよ!」
さとみ「素直じゃないなぁ。ねぇ?」
莉犬「ほんとほんと!俺はさくちゃんのことは何でも知りたいくらい好きだから!」
るぅと「僕もです」
『...天使』
素直に言ったところで、気持ち悪いって言うのはそっちじゃんか。
ななもり「まぁまぁ。もう遅いしそろそろ寝ようよ、ジェルくんワンマン頑張ってね」
ジェル「頑張りまーす!」
はぁ、明日さくとリハーサルじゃん。
その前に服も買いに行きたいからついて来てって言われてるし、平常心でいられるのかな。
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作者名:ひーりん。 | 作成日時:2018年12月31日 1時