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#2 ページ29

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ー Side さとみ ー




それにしても。

すとぷりの中で誰よりもフォロワー数が多くて、チャンネル登録者数も多くて、歌も上手いし、何ならダンス部に入ってたって言ってたからダンスも上手いはず。

この顔にこの声で生まれたこと自体幸せ者なのに。


こいつはいつまで経っても謙虚というか。




スタイルも良いし胸だって大きいしな。

...え?そこはいい?




まぁ、だからさっきの公式放送で自分に自信が持てたって言ってたときはマジで嬉しかった。



すとぷりのことも好きみたいだし。







運転手「ここで大丈夫ですか?」


さとみ「あ、はい」



気づいたらこの時間帯もやっている店に着いた。

言われた料金を払って、可哀想だけどさくを起こす。




『着いた...?』


さとみ「着いた。起きれる?」


『うん。少しでもすっきりした』



タクシーから降りて店の中に入る。

タクシーの金を払ったのは俺なのに、何も言わずに入っていくのがさくらしい。


昔は「いいの?」とか申し訳なさそうに聞いてたのに。



払わせるつもりもないからいいけどさ。




『何鍋にしようか〜』


さとみ「無難のやつでいいよ」


『まぁ、好みが分かれないやつがいっか。さとちゃん鍋だったら何入れる派〜?』






...何か夫婦みたいだなこれ。

悪くない。

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作者名:ひーりん。 | 作成日時:2018年12月31日 1時

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