私のヒーロー ページ27
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すとぷり公式放送終了後。
今年最後ってのもあったからか、そのままのノリですとぷりハウス(ころちゃん家)で忘年会する!?ってなった。
ノリって怖いね、本当急遽すぎて。
なーくんは個人枠をツイキャスで開いてから行くとのことらしい。
準備してたら、さとちゃんが[今から迎えに行くから一緒に鍋の材料買いに行こうぜ! ]ってラインくれたからそのまま待機。
[ 着いた ]
そう送られてきて自分の住むマンションを出れば、タクシーが一台。
外にはさとちゃんが私を見つけて「よっ!」と声をかけた。
...公式放送であんなに熱弁した後に会うのは少し気恥ずかしい。
さとみ「あー...、あれ。嬉しかった。すとぷりで活動する以外考えられないって」
『掘り返さないでよ、第五人格野郎』
さとみ「お前にとって俺はヒーローじゃないのかよ〜。素直になれよな〜」
私のアルバムにあるさとちゃんとのコラボ曲。
なーくんとはまた違うお兄ちゃん感のあるさとちゃんは、私のヒーロー。
タイトルもそのまま『ヒーロー』にしてるんだけど、さとちゃんリスナーが私の家に来て脅そうとしたときに、すぐさま助けに来てくれたヒーロー。
さとみ「ま、みんな嬉しかったと思うよ。さくからあの言葉が聞けて。じゃあ、材料買いに行くか!」
私の頭をポンポンっと触って先にタクシーへと入れてくれる。
5歳くらい離れてるから子供扱いしてるよね...。
まぁ、いいけどさ。
ぼーっとタクシーに揺られながら外を見てると、その揺れが心地よくて眠そうになる。
いやだって深夜1時だからね。
この時間帯は編集したりとか活動してるけど、ぼんやりしてると眠たくなるよ。
するとそれに気づいたのか、さとちゃんは私の頭に触れて肩に乗せた。
さとみ「忘年会長くなりそうだし少し寝とけば?着いたら起こす」
...少しドキッとした。
『ありがと...』
目を瞑ったら案の定すっと眠りに落ちた。
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作者名:ひーりん。 | 作成日時:2018年12月31日 1時